独立型太陽光発電のバッテリー交換で「やっちゃった」

 隣の空き地を使って2009年から 990W 分のパネルを使って独立型の太陽光発電やってます。


 最初は試行錯誤の連続だもんで、バッテリーを酷使(過放電気味に)しすぎたこともあって、初代の100AH×4直列なバッテリー群は僅か2年で寿命到来。
 2011年の震災直後に約8万円でバッテリーを新調してからは、日照時間外のバッテリー稼働を減らすべく過放電防止の閾値を44V→47Vと引き上げたこともあって、定期的な補水のみで性能を維持してきましたが、それでもいよいよ限界。


 2011年4月から4年と3ヶ月の累積発電量は 3,527kWh。
 節電効果を @25円/kW で換算すると 88,168円 なので、ほぼバッテリー代に消えてしまってて設備の償却までは賄えていない計算になりますが、もともとバッテリー代も持ち出しと思っていたので、なんか得した気分。


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 これが屋外に設置していた古いバッテリー群です。
 こいつらを撤去して、同じ場所に新しく届いたバッテリーを配置します。


 バッテリーの接続端子のボルトも以前と一緒で 8mm だもんだから、14-8 な丸形圧着端子の再加工も必要なく、交換は10分かからず済むと思っていたのですが・・・

バッテリーの配置 最初の一手
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 そもそも、なんで最初に奥から手を付けた?って話なのですけど、バッテリーを上から眺めて何度か頭の中でイメージトレーニングしたつもりだったのですが、片方をボルト止めしたらスッカリ頭から飛んでしまい、トンでもない端子へ・・・・

イメージしていた二手目の配線 なのに無意識に・・・
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 まさに「 だめよ、だめだめ
 僅かに触れたかどうかというあたりで、低い唸り音が轟き、眼前に天の川が広がります。


 ぎゃぁあああ しまったぁああああああ


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 丸型圧着端子の先端付近が溶け落ちた点につきましては、あまりに当たり前すぎて(以下略 としても・・・


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 丸型圧着端子が触れた先、バッテリー側の端子も溶けて部分的に欠落!


 この 溶解の仕方妖怪の仕業 に違いない・・・
 お読みの方、あまりに冴えないオヤジギャクで背筋が寒くなってるかと思いますが、つい去年まで、ヒューズレスで活線作業 していたことに私も背筋が冷たくなっております。。


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 ボルト孔も部分的に溶けて狭くなってしまい、デフォルトの M8 が通りません。
 頼めば端子だけを付け替えてもらうことは出来るみたいなのですが、M6 のボルトならば通ったので


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 溶けた丸型を取り払って 14-6 で圧着しなおして無事にクリア♪
(径の違うワッシャー2枚を重ねて電極への接触面積は確保してます)


 2代目は中華製だったにも関わらず4年もったので、今回の国産3代目は5年はもってもらいたいところですねー