先日仮組みした YS-GC712 ガイガーカウンター だが、誰から見てもガイガーカウンターには見えない。
不燃ゴミとして捨てられてしまう恐れもあるので、カッコイイ外装にすべく100均へ向かう。
レンジ容器コーナーや周辺のプラスチック箱コーナーの様々なケースが置いてあるのだが、名刺サイズ大の YS-GC712 を納めるのには大きすぎる。
店内をくまなく探したところ文具コーナーに格好の部材を見つけた。
ダイソー WCT1 ペンケース No.225
個人的にはセリアが好きなのだが・・・
透明ケースであれば液晶がそのまま見えて良かったのだけど、YS-GC712 が入りそうなのはこの1種1色しかなかった。
たぶん加工で何か失敗するだろうから、試作品と割り切って、あまり拘らず妥協する。
作業しやすいようにバラしたうえで、YS-GC712 の基盤の4隅ホールに合せてφ3mmの穴を開けていく。充電式ドライバーを使えば2〜3秒で貫通するので簡単そのもの。
基盤裏には10mmくらいのスペーサーがついているのだけど、それを流用して使うと厚すぎて蓋が閉まらない。
5mm くらいのスペーサーがちょうどいい感じだが、わざわざ買いに行くようなものでもないので段ボールをスペーサー代わりにする。
裏側から通したボルト(φ3mm×15〜20mm程度)のナット代わりにスペーサーを再利用
筆箱の真ん中あたりにある突起の付近で、基盤の幅にジャストフィット(1mm以内)
まるで YS-GC712 のケースになるべくして作られたのか?ってくらいの完璧な筆箱だ。
引き続き液晶窓を刳り抜く作業だが、ホットナイフ(もしくは熱したナイフ)で切り取るという発想が頭になく、穴開け+ニッパを使って強引に力ずくで加工を試みたところ、たいへん残念な結果に・・・
電源ケープルが通る溝を枠のところに掘って一応は完成へ。(RS232Cケーブルの溝はおいおい)
同じサイズの透明な筆箱が見つかったら作り替えようと、とりあえずは不意に指を切らない程度にヤスリ掛けするに留める。
液晶の表面と蓋の表面とで面が合うように、基盤の裏側にスペーサーとして入れた段ボールの厚みを調整。
昨日までの段ボール箱と違って、いよいよ本格的なガイガーカウンターらしくなってきたね。
いちお3電源対応型(外部電源 or 9V角形006P電池 or 単3×4本)に仕上げ。
※GM管の部分を切り抜けばα線も検知できるようになるのですが、雲母が破れると困るので、当面はα線を遮断して利用します。
追記(2011/6/13)
ガイガーカウンター YS-GC712 解体編 を書きました
追記(2011/07/14)
YS-GC712 応用工作編(ガイガーロガー化) を書きました