ガイガーカウンター YS-GC712 購入

 原発事故が起きる前からガイガーカウンターが欲しいと思っていたのですが、中学生くらいの頃にあった秋月のものは販売中止になっていて、ここ(通称いちご) のサイトのものをチェックしつつ買おうかどうしようか迷っていた矢先に事故発生。
 注文殺到で即座に完売になってしまい、次回の入荷を狙うも平日の真っ昼間に売り出し開始から10分で完売するほどの白熱した人気が続いてしました。


 そんな矢先、秋月と同じく時々チェック入れてるマルツ電波ガイガーカウンター工作教室の情報。とは言え東京秋葉原ですので、さすがにわざわざ行くほどのものでもない。


http://dl.ftrans.etr.jp/?39a0c7bb8bc84fd3b45caa9dde8235fdea9d8dec.jpg
 と前置きが長くなりましたが、マルツ電波ガイガーカウンター工作で使われたものの完成品が少々高めな値段設定ながらも、いちごサイトよりも入手しやすそうだったので、ポチっと。
 無事に当選したぽく、ブツが届きました。


 GM管(放射線を計数する装置)に LND712 を採用したもので、α線の検知も可能なものです。


 よくあるガイガーカウンターと違って、基盤剥きだし状態ですが、特筆すべきはパソコンと接続して測定値を連続記録するのに便利な RS232C という端子が備わっているということ。
 この1点だけで購入を決断したようなものです。


 いずれケースは自作するにせよ、軽く計って試すにも剥きだし状態は美しくない。
 ということでテキトーな箱を使って仮組みします。


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 世界一安っぽいガイガーカウンターですな。


 入力電圧 6V〜15V とのことですが、基盤を軽く追うとの電源入力の直後に 48M05F という3端子レギュレターがありまして、ここで 5V を作り出している模様です。
 取り急ぎ外で試せるようにとダイソーで 9V のアルカリ電池を買ってきて繋ぎましたが、2時間ほどであえなく電池切れ。
 無駄に明るいバックライトが電気を大量に食ってる予感。


 おいおい改造していくとして、こちら名古屋では概ね 12cpm(0.11μSV/h)〜15cpm(0.14μSV/h)の範囲でした。
※段ボールにてα線は遮蔽されており、β線γ線の合計


追記(2011/06/11)
この記事の続き ガイガーカウンター YS-GC712 外装製作編 を書きました。


追記(2011/6/13)
ガイガーカウンター YS-GC712 解体編 を書きました