第2次補正予算が成立

 ついに第2次補正予算が成立したみたい。
 庶民の目から見た目玉は定額給付金12000円と高速1000円か。


 定額給付金は支給事務作業にも数百億円かかるらしいし、高速1000円の方は高速道路会社の遺失利益を補填する5000億のほかに、営業妨害を受けるフェリー会社にも数十億を払う必要に迫られるらしい。
 同じく営業妨害を受けるJRや飛行機会社・高速バス会社などが声を上げれば、もっと支出額は増えるだろう。


 定額給付金が支給されたら・・・
 みんなの預金通帳に「振込 12000」と印字され残高が12000円増える。
 「さあ、これで景気は上向きます!」ということになるのが自民党公明党の算段らしいが、過去に全く同じようにやった地域振興券のことはすでに忘れているらしい。


 「ケータイ代2ヶ月分ゲット♪」と言う人もいるだろう。
 「来月の電気代は定額給付金で払えるね」って言う人もいるだろう。


 現役世代が発するであろう僅か5秒のつぶやきのために、子供や孫の世代に2兆円の借金を背負わせるわけだ。
 世も末だ。


 消費活動が低迷し始めているのは「日本の将来は暗い」と国民が思っているからだ。
 こんな馬鹿な政策しか思い浮かばない政権が与党だという時点で、財布の紐は更に締められる。
 将来に明るい希望が持てる政策を立案してもらいたいと切に思う。


p.s.
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