母子加算に喜ぶ携帯代25000円の家庭
「受ける側に何が必要かを考えてほしい」
「とにかくうれしいです」。金沢市の佐藤洋子さん(45)=仮名=は、年内の母子加算復活が決まり、安心した表情を見せた。
毎月、生活保護費など約二十四万円で暮らす。育ち盛りの小中学生の娘三人との四人家族で、五万円弱の食費は増える一方だ。支給日前の夕食は、具がモヤシだけのお好み焼きやふりかけご飯でしのぐこともある。「ごめん、もうお金ないから」「いいよ」。素直に納得してくれる娘たちには感謝している。
と、実に心温まる話と思いきや・・・
通信費(電話代+携帯電話3台)で、34000円/月 だと。
色々と事情があるのだとは思うけれども、どうやったらケータイ代25000円(1台あたり平均8000円)にもなるのか
この34000円を切り詰めずに「具がモヤシだけのお好み焼きやふりかけご飯でしのぐ」「ごめん、もうお金ないから」なんて、正気の沙汰とは思えない。
いったい、どういう使い方をしたら8000円/台になるのか、3000円/月を超えることが決してない私には理解できない。
子供の電話は、いわゆる母親との連絡手段のみのはずだから、今どきの料金プランなら2000円以下だ。
その3台とも iPhone なのか!?
常識的な生活に立ち戻れば、50000円の食費を70000円にできるはずだ。
パケット代を捻出するため「具がモヤシだけのお好み焼きやふりかけご飯」で我慢しろ、だなんて。
水道代6500円ってのも、毎朝洗車でもしているのか!?ってくらい理解に苦しむし、少し工夫すれば貯金こそ大して出来ないにせよ普通にソコソコな生活が営めると思う。しかも生活費の安い北陸は金沢市の話だ。
元記事を書いた中日新聞も、皮肉をこめて書いたのかもしれないけれど、心温まるどころか完全に冷めてしまった。
母子加算云々以前に、この母親の意識が狂ってると思うし、この基準で低所得を自称する人にバラマキされたんでは馬鹿らしくなる。。
「働いたら負け」と公言しているようなものだ。
「受ける側に何が必要かを考えてほしい」とはまさに、そのとおり。
受ける側が必要なものは モラル そのものだ。