東京電力福島第一原発3号機タービン建屋とポンプ室につながる立て坑内で、汚染水の放射性セシウム137の濃度は一リットル当たり最大で1億ベクレルだった。東電が11日、測定結果を発表した。
東電は水面から1メートル、1メートル、13メートルの3地点で測定。濃度が最も高かったのは1メートル地点で、最も低かったのは13メートル地点の6200万ベクレルだった。セシウム134の最大値は水面から1メートル地点の5000万ベクレルだった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130712-00000004-fminpo-l07
1/2号機の建屋の海側の井戸(地下水)から高濃度の汚染水が発見されていますが、少し離れた3号機も全く酷い有様。
(規模は別にして)核爆発を起こしてるんだから当たり前。
東電は土壌を固める薬剤を注入するとかしないとか言ってますが、海への汚染水漏洩を防止する簡単かつ確実な方法があるのに、マスゴミは気がつかないフリして東電と経産省の茶番の飾り立てをやっていねようにして見えません。
うまい方法が思いつかないという東電に替わって、私めも知恵を絞ってみることにします。
さて、これが現場の空撮写真。
建屋の海側で、次々の汚染された地下水が発見されています。
東電や経産省は「海水の放射能濃度が上昇していない」ことを理由にして「海に漏れているとは確認されていない」と言ってますが、漏れているかどうか確認しようとしなければ永久に「確認されていません」の状態に決まってます。
どうみても海にダダ漏れ、なんとかしないといけません。
東電は建屋の海側を土壌改良材か何かで固めて漏洩を防止すると言ってますが、もっと簡単な方法がありますよね?
みなさんも分かるでしょ?
そうです!
防波堤の突端を塞いでしまえばいい!
「海に漏れているとは確認されていない」とのことですが、万一の場合に備えて、湾を閉め切ってしまえば安心なのですよ。
こんな工事、1ヶ月もあれば楽勝に出来ます。
なぜ優秀な東電社員や官僚たちは気がつかないのでしょうか。
え? それはあかん??
なんでよ、海に漏れてないから必要ないかもしれないけど、閉め切っとけば更に安心じゃん?
と誰しも思うはずですが、彼らば絶対にクビを縦に振りません。
しびれを切らして
閉め切っても湾内の放射能濃度が上がらなければ海に漏れてない確実な証明になるじゃん!
と提案すると奴らはきっと固まるでしょう。
この瀬戸際の事態に至っても、未だに保身のことしか頭にない彼らにとって、汚染水が海に漏れていないことに対する唯一の根拠としているのが「海水の放射能濃度が上がっていないから」という状況証拠のみ。
シルトフェンスのような「適度に漏れる構造のもの」を未だに使い続けている理由がここにあります。
彼らにとって困るのは汚染水が海に漏れることでなく、湾内の放射能濃度が上がってしまうこと
閉め切ってしまうと湾内の放射能濃度がみるみる上昇して、「陸地から大量に漏れてる」という事実がバレてしまうから、真剣に漏洩防止をやろうとしません。
海はおっきいな〜ですから、濃厚な汚染水を外洋にダダ漏れさせておけば、湾内の汚染濃度は早々上がりませんから。
未だに、なぞなぞ やってるんですよ奴らは
別に書きたいと思いますが、フクイチの汚染水はセシウムだけを強力に除去したものです。
ずっと前に セシウムしか除去できないなら除去しないほうがマシ という記事を書きましたが、当時の危惧が現実の脅威となって現れつつあります。