工作机(学習机)の蛍光灯を修理(安定器を交換)した
私の工作机は、昭和の時代に学習机として売られていたもので、高山に住む親戚が処分しようとしているのを聞いて10年ほど前に頂戴してきたものです。
机の天板部分が跳ね上がるように出来ていて、使わないときにはコンパクトにしておけるという、ちょっとオシャレな構造になっているんですけど、跳ね上げるためには天板の上の物を全て片付けないといけないわけため、ここ数年は跳ね上がった状態を見たことありません(汗
この机には 20W の蛍光灯が付いていて、点灯管は電子点灯管に交換してあるので、インバーター並に瞬時に点くのですが、数週間前から点かなくなってしまってました。
蛍光灯や点灯管を交換してもダメなので、安定器が原因で間違いない状態。
せっかくなのでインバーターに交換しちゃうのも手なんでしょうけど、安定器が納まっていた空間には安定器しか入らないだろう・・・ということで妥協。
新しい安定器(@200円)が手に入ったので、さっそく交換です。
以前のは 50Hz/60Hz で切り替えできましたが、新しいのは安さ優先で 60Hz 固定です。
こいつが古い安定器です。
念のため検電すると、ここまで 100V 来てたので、コードの断線とかスイッチの接触不良という風じゃありませんでした。
線をぶった切って剥いて新しい安定器に差し入れます。
新しいのはハンダレスのワンタッチ式。
しっかり奥まで押し込むと同時に、軽く引っ張ってみて抜けないことを確認しときましょう。
ここで仮点灯させてみます。
ところで、机の上の惨状には目もくれないで、ひたすら器具だけを注視して下さい。
安定器には極性(ランプ側/コンセント側)があるので、もし点かなかったら入れ替えてみましょう。
(実際に反対にしてしまい、点かない・・・って焦りました、笑)
点灯成功なので今度は安定器の物理的交換に取りかかりますが・・・
なんと、非情にも リベット固定!
どうにかしてリベットを折りました。
新しいほうをボルト&ナットで固定しますが、なんと穴位置がジャストミート。
この手の物理的な仕様は規格化されてるのでしょうか?
元通り組み戻して完了♪
ブラシーボかもしれませんが、明るさも増した気がします。
隅々まで明るく見えすぎて、もうちょっと片付けないといけないですよねー
(追記)
壊れた安定器を廃棄するにあたり、製造時期が不明なトランスものは念のため PCB チェックだけしときますが、普通に捨てちゃって大丈夫のようですね。