火垂るの墓 を見て スバル が嫌いになった

 帰省中です。
 テレビない我が家ですが実家にはテレビがあります。


 親が点けてるテレビにまでケチ付けて消そうとはしませんから、点いていたらとりあえず見ます。


 今日は「火垂るの墓」をやってました。
 高校生だった当時、リアルタイムに見た作品です。


 昔に比べて CM が多いとは聞いてましたが、あそこまで惨いとは・・・
 ストーリーは完璧に頭に入ってはいますが、彼らが身を寄せた先での食事の、碗の中の具の違いまでは気がつかず、いろんなことに再発見しつつシンミリしてるところで、間髪入れずに全く空気を読まないスマホアプリのCMを突然挿入してくるあたり、かなりイライラしてはいたのですが、最大の忍耐で何とか我慢して見ていました。


 スバルの、2分くらいのドラマ仕立てのCMも我慢してました。
 なのに・・・


 兄・清太 が 妹・節子 を荼毘に付してドロップ缶に遺骨を入れて横穴を離れることを決心した・・・
 直後にエンドロールが流れ始め、わずか5秒くらいでいきなりカットされ、またあの、やたら声の甲高いCMが


 たしか最後に、駅で野垂れ死ぬシーンがあって「昭和20年9月21日夜 ぼくは死んだ」という最初の言葉が繰り返され締めくくるのではなかったのでしょうか。
 実際にそのようなシーンはなかったとしても、数分におよぶ静かなエンドロールを聞きながら頭の中で冒頭部のコマが蘇ってきて、ここに来て繋がるのです。
 なのに、それどころか余韻に浸る暇も与えない。


 あまりにひどすぎる
 「悔しかったらDVDレンタルしろよ、ケヘヘヘヘ」って視聴者に喧嘩を売ってるとしか感じません。
 これほどまでに地上波の劣化が進行しているとは・・・未だに見ていられる人の忍耐力に感服する限り。。。


 テレビ局にとっての客は視聴者ではなくスポンサーだということは重々承知していますので、あえて明言します。
 メインスポンサーのスバルが大嫌いになりました、あしからず


 どんだけの方が見ていたか知りませんし、どれくらいの人が私みたいな怒りを覚えたか知りませんが、テレビ客にクレーム入れてる人は大馬鹿者ですよ。
 お客さんでもない人からのクレームなんて無視あたりまえ。


 同じ理由で川内原発の再稼働に賛成した 鹿児島県の産物の不買も宣言 します!