子供の検査よりも牛肉の検査を優先してた福島県
福島健康調査:「結論ありき」県民憤り…検討委「進行表」
東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が設置した県民健康管理調査の検討委員会で、県が委員らと事前に調整していたことを示す「議事進行表」の存在が明らかになった。
(中略)
また、内部被ばくの検査手法を巡り「WBC(ホールボディーカウンター)の今後の普及とGe半導体(ゲルマニウム半導体検出器)の逼迫(ひっぱく)状況(牛肉等)を考えると、尿検査でWBCを代替えするのは困難ではないか」との記載もあった。尿検査はホールボディーカウンターと呼ばれる大型機器を使った検査より放射性物質の量を正確に調べられる一方、かなりの量の試料が必要とされ、手間がかかるとされる。また、尿検査に使用されるゲルマニウム半導体検出器は、牛肉などの検査にも使われている。
同ネットワークは事故直後から尿検査の導入を訴えているのに対し、県は県議会などで慎重な姿勢を示し続けている。
BG の高い場所に WBC を置いて、かつ子供が苦痛を感じない程度の短時間で測ると、もれなく検出下限が大幅に上がり、よほど強烈な被爆をしていない限り殆どが ND (検出下限未満) になってしまいます。
福島ほどに BG が高い場所の WBC に反応する可能性があるのは作業中に事故に遭った原発作業員くらい。
よって尿検査にかけないと正確な被曝量なんて絶対に分からないわけですが、その尿検査に使えうる高精度なGe半導体検出器は、なんと
牛肉の検査で一杯だから子供の検査に回せない だと。
福島の子供たちは牛肉未満の価値しかないというのか
これはあまりにひどい
県ぐるみで、牛肉優先とか
甲状腺異常の割合が昨年度より増加 から見ても、「被爆半年後の浜通りの子供たち」よりも「被爆1年後の福島の子供たち」のほうが甲状腺異常率が高いのだから、いますぐに浜通りの子供たちを再検査しないと間に合わない!
もはや福島県庁を取り囲んで暴れていいレベルだと感じる。