増税したら節約せざるを得ないのですが

消費増税法が成立=14年4月8%、15年10月10%―衆院解散時期が焦点に (時事通信


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120810-00000106-jij-pol

 生活費よりもはるかに多くの給料を得て、貯蓄が増える一方の方々は、少々貯蓄の増え方が鈍る程度の話でしょうけれど、収入と生活費とがほぼ均衡している大部分の世帯にとっては、増税は節約で乗り切らないといけません。
 どんだけ税金を増やそうが、もはや巨大なザルに水を注ぐような状態で手遅れなのに。


消費活動に充てられる額と、これから節約しないといけない額の一覧

年間生活費 これまで(税5%) これから(税10%) 節約が必要な額
200万円 190万円 181万円 9万円
300万円 285万円 272万円 11万円
400万円 380万円 363万円 17万円
500万円 476万円 454万円 23万円
600万円 571万円 545万円 26万円


 低所得者から中所得者まで、数万円〜数十万円の節約をしないといけなくなりますね。


 消費税が10%になろうが20%になろうが生活に困らない人(貯蓄の増え方が鈍るだけという人)なんて国民の1割に満たないですから、増税に伴って9割(95%?)は数万円の節約をしないといけなくなります。
 だって、どこぞの歳入を超える借金を毎年やってる政府と違って一般庶民は 収入≧支出 でないと破産しちゃいますから。


 国民1億人が平均で年5万円ずつの節約を強いられることになるとすると、日本全体で年5兆円の消費減となります。
 さてみなさん、何を消費するのを諦めますか?
 外食?旅行??新車???


 民間企業に勤めている方であれば、どれを節約しても回りまわってブーメラン式に自分の勤め先の業績に跳ね返ってきますけど、庶民の家庭会計では 収入<支出 が続いたら確実に破産ですから仕方ありません。


 ほんと、通産省の官僚も頭が悪いですが、財務省の官僚も十分に頭が悪い。
 世の中の現実を知らないやつらが国の中枢に居座って威張ってるから日本が壊れる一方なんじゃないですか。