時計用電池 と microSD 装着

 本記事には古い情報が含まれている場合があります。まとめページ を作成しましたので併せて御覧下さい。


 先日の GPSを繋ぐ に配線追加です。
 回路図を起こす必要もない電気配線のレベルですが。


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 mbed の1番ピン(GND)と3番ピン(VB)とを、リチウム電池ホルダー に繋ぎます。
(リチウム電池への直接半田付けは絶対禁止)


 VB印可して良い電源電圧は絶対最大 3.6V ですので、リチウム電池の代わりに単3ないし単4×2でも大丈夫です。
 最小 2.1V〜 なので NiMH×2 でもいいと思いますが、mbed の回路図 を見た限り、ACアダプタやUSBから給電されている時は電池消費されない(電源が途絶えたときだけ給電される)仕組みのようなので、普通に1次電池でいいと思います。


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 私は古いマザーボードからリチウム電池ホルダーを摘出しましたが、新しいのを買っても40円〜50円くらい です。
 厳重に絶縁したうえで、GM管のアノードホルダーとLANコネクタとの間くらいに納めておきます。(液晶の下も悪くない)


 この手の配線、私はいつも古いLAN線(2本ずつツイストしていて便利なので) + 1ピン1円のピンヘッダ ですけれど、ブレッドボード用ジャンパ線 を使うと慣れない人でもラクチンです。
 絶縁は熱収縮チューブあれば完璧ですが、普通のビニールテープでも構いません。(セロハンテープは止めるべし)


 これで、NTPからもGPSからも時刻が取れなくても、前回に取得した時刻が中で生きてて、mbed の中で常に現在時刻を利用できるようになりました。
(最初の1回だけは NTP もしくは GPS から時刻あわせする必要あり)


GPS から時刻合わせは、今週末 連休末までに出来るよう鋭意制作している拙プログラムで実現されます。(既にこの部分は出来てますが)


 引き続き、秋月から microSD スロット が届きましたので、これも装着させておきます。


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 かなり細かい部品で緊張しますが、microSD スロットをピン位置にあわせて置き、上から指で押さえつつ新たに半田を盛らずに、半田ゴテの先端をピンに押し当てて基板に予め付いてる半田を溶かしてピンにくっつけるイメージです。
 くれぐれもコテ先をキレイにしてから始めましょう。


 周りに数カ所ある部品固定用の場所は、新しい半田を盛ってしっかりくっつけます。


 基板に密着させすぎると microSD カードの出し入れに支障を来します(ロック/アンロックの金具が基板に引っかかる)ので、わずかに浮き上がらせたくらいでくっつけます。
 細長く切った薄い紙を挟んでおいて半田付け作業し、最後に引き抜くといいでしょう。


 「よっしゃー、うまく貼れたぜ」と思ってケースに戻してから気がつきましたが、右写真のとおり、これは全く使えません。


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 試しに microSD カードを差し入れてみて外寸合せしてみましたけど、外装に穴をあけても microSD カードの出し入れが出来そうにありません。
 枠の厚みが厚すぎるため、穴を開けたとしても、押し込みは小指を使って辛うじて出来たとしたも、取り出しはピンセット使わないと確実に無理ぽいです。


 結論としては、ここに表面実装な microSD スロットを装着するのは、激しくお勧めしません!
 mbed の 5〜8番ピン に直結するだけの話なので、線で引き出して別の場所においたほうが多分いいですね。


 あと・・・タイトルとは無関係ですが、ACアダプタの径が特殊サイズ のため ←(普通の EIAJ#2でした)、自作電源を繋げにくいので、外では100均にでもあるような USB 電源から給電するようにしたいと思います。


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 USB の場所に穴あけます。
 コネクタサイズを鉛筆でマーキングして、棒ヤスリ(100均にもあり)使って穴を大きくします。


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 ちょっとギザギザ残ってますが、個人的には刺さればオッケー♪派なので、ここら辺はあまり気になりません。


 電気工作は引き続き、bluetooth に挑みます。
 WS027SHiPhone などスマートホンに測定線量と位置とをリアルタイム送信することが出来るようになる見込みです。


 既に必要部品は手配済みなのですが、現時点では中身のソフト製作に注力してますゆえ、しばらくお待ち下さい。


追記(20110926)
表面実装じゃないmicroSDを装着させました


追記(20111008)
 上で「外装に穴をあけても microSD カードの出し入れが出来そうにありません」と書きましたが、穴を開けて使われてる方もおられます。 mura さんの作例
 出し入れはやりにくそうな気はしますが、全くの不可能じゃないようです。