やっぱ、オリジナルは経度がバグってた

 本記事には古い情報が含まれている場合があります。まとめページ を作成しましたので併せて御覧下さい。


 お詫びです。
 言い訳がましいですが、いきさつを説明いたします。


 後半に、正しく 9600bps化し、経度バグを直したバージョンを置いてありますので、急ぐ方は、まずまっさきに最後のほうへスクロールさせて下さい。


 9/10 若松ネットガイガー Mark2r2 に呟かせる にて

なんとく経緯度の数値変換(60進→100進の部分)はバグってる気がする

と一旦は書きつつ

2011/09/13 11:46
まず先に、上でのコメント返信で経緯度の数値変換がバグってる?とか書きましたが、私の勘違いでした。
自分が頭に思い描いてた計算方法と違ってましたが、求められる結果は一緒でした。

と勝手に打ち消してましたが、やっぱりやっぱり、オリジナル版は緯度の計算が狂ってました。


 4800bps→9600bps に変更したうえで、まず最初に「なんだこれ、経緯度の計算が間違えてないか?」って感じて、完全に別の計算方法で経緯度の算出ロジックのブログラムを埋め込みコンパイルしました。
 9/12 の夜22時か23時くらい、プログラムA と呼びます。


 そのあとで、「だけど、いちお比較させてみよう」と思い、オリジナルの経緯度計算ロジックのまま単に 9600bps にしただけのもの、そのすぐ後に作りました。
 これを プログラムB と呼びます。


 まず プログラムA で一晩放置させて動作に問題ないことを確認して、その プログラムA を 9/13 に公開しました。


 翌13日の朝からは、プログラムB を自機にセットして結果がどれくらい違うか比較させてみようとしました。
 ここで間違いが起きました。
 プログラムB をセットしたつもりが、どうやら私のガイガーの中は プログラムA のままだったようでした。(結果的に)


 会社に持って行って測って リアルタイムツィートとかさせて喜んでいた のですが、ずっと、プログラムB が動いていると思い込んでました。なんだよ、プログラムB も完璧じゃんか、って


 「バグだと指摘した私自身がバグってたんだ・・・」と反省するとともに、人様のコードを勝手にバグ呼ばわりした反省の意味をこめて、「オリジナルに近い プログラムB を公開しておくべきだろう」と思い、公開中の zip ファイルの中身を プログラムB に差し替えました。

2011/09/14 02:05
こんばんは。
早速ためさせて頂きました。
貴殿と同じGT-723ですが、公開頂いたファームによって、無設定、繋ぐだけでそのまま認識しました。

 なんてコメントをいただいていたこともあり、何の疑いもなく安心しきっていて、新たに作ってるバージョンのほうに専念していたのですが・・・


 15日の夜に、違う人から直接メールで「経度が変なんだけど」と相談を受けました。
 「あれ、そんな馬鹿な」と思い、自分で公開していたプログラムを実際にダウンロードさせて、自機に入れてみて試したところ、なんか東経200度とか出てるじゃありませんか。


 9/14 に動作確認さんがコメントで動作確認してくださったのは、13日に差し替えた プログラムB を動かしてのことだったのだろうと勝手に思い込んでいたのですが、それより前の半日弱の間だけ公開していた プログラムA を既にダウンロードなさっていて、テストして下さった結果を 9/14 の未明に投稿なさった可能性もあるではないか、ってことに気がつきました。


 というわけで前置きが長くなって申し訳ありません。
 オリジナルの経度バグを放置したまま、9600bps化だけ対応したものが、数日公開状態にありました。
 ひとえに、バージョン管理の不徹底ゆえの不始末でございました。


 すでに手元のソースは、今週末までの予定に向けて大きく改変が加わっている状態でして、とても公開できる状態にありません。かなり良い感じのものが出来上がりそうですが・・・


 取り急ぎ三連休で GPS ツィートしたい方は、こちらのプログラム をご利用ください。


 仕掛かり中のプログラムとは別に、いったんオリジナルをもとに、9600bps化と経度バグを修正しただけのバージョンを別途作成しました。
 中身は プログラムA と殆ど一緒ですが、ソースが当時と全く同じでないためハッシュ値とかは違ってます。
(手元には当時の プログラムA のバイナリもソースも残っていないんです)


 ダウンロードのログとか取ってないので、どれだけの方が、経度バクが残った プログラムB を持って行かれてしまったのか分かりません。


 この度は大変にご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。


追記(2011/09/20)
 ソースの8割を書き直した機能改善ファームウェア(20110920版)を公開しました。