庇を貸したら母屋を取られた民主党

<公務員退職管理>「現役の天下り」を容認 改革に逆行
政府が策定中の国家公務員の出向や再就職の指針などを盛り込んだ「国家公務員退職管理基本方針」の全容が21日、明らかになった。近く閣議決定する。毎日新聞が入手した原案によると、官庁人事の停滞回避や、公共部門での知見の活用を根拠に、独立行政法人などに公務員が出向する「現役の天下り」を容認。次官や局長レースに敗れた高級幹部の受け皿として上級の「専門スタッフ職」を新設するなど公務員に手厚い内容となっている。
引用元

 先日 民主党は乗っ取られたのか? と書きましたが、危惧していたとおりの展開になりつつあります。


 政策が自民党のそれと殆ど同じ


 我々は政党選択をしたいわけではなく政策選択をしたいはずなのですが、ことごとく期待を裏切ってくれます。
 そもそも、今回の内閣の主要閣僚たち仙石やら前原と言った類の、いわゆる反小沢派という人たちは政策的には親自民党自民党の別動部隊)と言って良いようなタイプ。


 仙石や前原を支持する人たちなんて民主党の中では少ししかいなく、彼らが政敵と見なす小沢を支持する人たちが大半を占めているわけで居心地は決して良くないのではないか?

 彼ら反小沢派が自民党へ行ってくれれば国民も政策選択選挙が出来て丸く収まったはずなのですが、小沢が築き上げた票田は賢く利用したいと考えるズルイ連中。


 菅は首相になってから考え方を180°変えたぽいし、鳩山さんが仙石やら前原やらに庇を貸したばかりに母屋(民主党自体)を取られた、と言っていい状態だ。