先週から春のさわやかウォーキングが始まり、第2週の今日は一度歩いてみたかった熊野古道が新コースとして企画されてました。
気軽に足を運ぶには躊躇するほど遠いエリアではありますが、今回は名古屋駅から直通の快速列車が出て乗り換えなしということなので行ってきました。
JRのパンフレット では「体力に自信のある超健脚向コース」と、なかなか挑発的な募集です。
とは言え所詮はJR企画だしぃ〜ということで、下調べゼロで超ラフな装備で大曽根浦の駅に降り立ちました。
え゛、潮の香りが・・・
海抜ゼロからスタートですか?
30分ほど車道を歩き、いよいよ「入り口」と称される場所へ。
靴底ペラペラの1980円スニーカーでやって来てしまったことを後悔するも時既に遅し・・
七曲がりとか言う、どうみても7カーブじゃなかろうというつづら折りの急登を経て2時間弱・・・
九木峠と呼ばれる場所は、「こんなキツイところとは思ってみなかった」という方々の懺悔の場と化してました。
すぐ下に林道が伸びて来ていてスタッフが車でリタイヤ希望者を回収していた模様・・・
ここで標高500m強ですが、まだ100mほど登ります。
半分近くリタイヤしたんじゃないのか?ってくらいに、先ほどまでの混雑が嘘のよう。
ここに来て初めて「古道」らしさを感じたと言っても過言じゃありません。
627mの三角点を左手に見ながらしばらく過ぎ、桜の木がちらほら見えてきたら文字通り「桜の森広場」に到着。
格好の昼ご飯場所です。
晴れるときれいな入り江が一望できるそうですが、本日は辛うじて海のラインが見える程度。
さっさと昼飯を食べて、あとは下るのみ。
いかにも「古道」という趣きのある、なかなかいい雰囲気の道をひたすら下ります。
登山靴を履いてくれば良かったぁ〜ってな感じです、ほんと。
海抜ゼロから630m登って、また海抜ゼロへ
西国一の難所だったそうですがうなづけます。