奈良井の先にあった隠し球
JRの術中に完全に嵌ってます。今週末も さわやかウォーキング。
乗り放題2500円切符を手に中山道木曽路ウォーキング・贄川(ニエカワ)まで。
駅おりた広場で木曽路の説明をなさってた指導員の方の物凄い引き込ませトーク、しっかり酔聴させて頂きました。
もうそれだけで、馬篭まで歩き通すぞ!って気分に浸ってしまいました。
さすがに いにしえの古道は殆ど残存しておらず道端の旧跡を目にしながら、ひたすらアスファルトを歩き進む感じではありますが、幾度となく通ったことのある国道19号線を車で通り過ぎるのとは全く違った新鮮な視線で見える、その街の本当の姿に毎回感心させられるばかりです。
今回のコースは、贄川〜奈良井を7km(2時間)で歩いてオシマイです。
私の場合は出発が10時30分頃で、概ねコースタイム?どおり12時30分頃に奈良井の駅に着けたわけですが、ほとんどの人は奈良井の駅の中へ吸い込まれ12時50分発の臨時快速を待ってます。
さぁて、どうしようか。
道中からずっと気にかかっていたのですが、奈良井宿の町並みに目を向ければ、背後の山並みはこの時間でも霧氷をまとっているではありませんか。
観光協会の方らしきに聞けば、鳥居峠で山を越えて反対側の薮原(ヤブハラ)までは速い人で2時間、普通に3時間、と仰ります。
先週の八鬼山くらいしか最近はロクに山歩きしてない身ではありますが、ここはやはり・・・
という訳で、登山口までスタコラさっさ。
今回もまた1980円スニーカーですが、登山道と言うよりもハイキングコースという趣きなので何とかなるでしょう♪、と足を進めます。
すでに泥道となりかけてる雪のなかをドンドンと進みます。
ローカットな安物スニーカーなので浸水もドンドン進みますが。。
20分も歩くと期待していた風景が近づいてきました。
写真からは分かりにくいですが、もぅ完全キラキラです。
木々に着いた氷が溶け落ちる音だけが、静寂な森の中でこだましています。
こんな状態に陥ってもなお高圧6600Vが流れたままになってるとは思えないですが、万一にも通電したままだと危険・・・ってか一発触発ご臨終なので、念のため電線には触れないよう気をつけて進みます。
もう少ししたら復旧作業に駆り出されるであろう中電?の人には申し訳ないのですが、垂れ落ちた電線と木々のハーモニー、なかなかグッドでした。
峠の付近はプチ雪山状態。
トレースから見て何人か先行してる方がおられたようでした。
同じく至福の時を過ごされたことでしょう。
峠を超えた反対側は南斜面ということもあり、すっかり雪もなく、冬枯れの普通の道です。
この峠が日本海(奈良井川、後に梓川に流れ込む)と太平洋(木曽川)の分水嶺になります。
無事に薮原に到着♪
奈良井発のさわやかウォーキング臨時快速が薮原に止まらず通過していくので、電車1時間待ちになりましたけど、それだけの収穫はありましたね
追記
倒壊してた電柱ですが、念のため中電に連絡しましたところ、25日の夜に倒壊を把握されておられてて既に送電はストップしているとのことです。触っても大丈夫・・・って言われても触りたくはないですねぇ(笑)
復旧は4月中には・・・とのことで、一両日中に注意看板が立つらしいです。