黒電話 on RT58i
前を通る機会があれば中を覗いていく近所のリサイクルショップ
いつもは目新しいものがなくて坊主で帰ることが殆どなんだけど今日は見つけてしまいましたよ
ずばり ¥1000円− だったものですから、当然にして即座に確保です!
普及品だった 600-A2 型というもので、それほど希少価値はないようですが、余りお目にかかれない代物なので、これはこれで適価かなと思います。
進学に伴って実家を離れるまでは、うちも黒電話・・・じゃなくてグレーぽい色の似たようなダイヤル式電話機を使っていたのですが、いつの間にか無くなってしまってました。
当時はNTTから電話機をレンタルしてた家が多かったのですが、1985年の電話機自由化に伴いプッシュホンに買い換えるのが主流になり、うちの実家もその流れに乗ってダイヤル電話機を手放してしまったんですよ〜
傷が多く見えるのは光の加減で実際はそれほどでもありません。ダイヤル真ん中の札は、おそらく前の所有者が自宅の番号を書き入れていたのでしょう。
抜き取って販売するに至ったと思われますが、紙を切って入れてかっこよく仕上げようと思います。
あと、右の写真のように、電話線が最近のようなモジュラー式じゃないんですよ
アンティークとして部屋の飾りに使うわけではなく実際に使うつもので買ったんですが、普通の電話線を切断して空中配線でひっつけるという風でも行けますけど、やはり美しくない・・・
てことで追加購入します。
極性なしの2線(とりあえずアースは無視)なので接続は超簡単ですが、1000円の電話機のために498円のモジュラーコンセント・・・
とんでもなく高価なコンセントを買った気分に陥りますねぇ。。。
これで、市販の電話機と全く同じになりました。
インターネットで大したことやらなくて速度はそれほど必要としないので、総額ではフレッツ光+ひかり電話よりも安い ADSL を使い続けているのですが、少し前にルーターだけは ヤマハのRT58i なる高機能な機種に買い換えています。
(それまではIP電話も使えるNTTからのレンタル品だったけど非常に調子が悪かった)
そんじゃそこらのルーターと違って、アナログ回線(会話用)を収容できて色々と面白いことができる実に深みあるルーターです。
電話機を繋ぐための口が2つありまして、片方は既存のコードレス電話機を使い続けるとして、空いてる片方に今回の黒電話を繋げることに致します。
ADSLモデムだけ色が白なのが悔やまれるところですが、なんと素晴らしい組み合わせでしょう。
我ながら惚れ惚れとしてしまいました。
注意
ローゼット向け電話線をモジュラーコンセントに付け替える工作は実に簡単ですが、公衆網(局線)に繋げる場合には電話工事の資格を持った人がコンセント付け替え工作をしないといけないそうです。
DIY で作った配線を含む電話機はルーターやTAのTEL端子など、私設網(NTTの局と直接には繋がらない)の範囲で遊びましょう。
この記事の続き を書きました。