株価が物凄いことに

 このまま行くと、真剣に大恐慌になっちまうよ。


 自分の所有株は、僅か1〜2ヶ月でほぼ半値になってしまっていて含み損(今日換金したら・・・の元本割れ額)は数百万に達したが、いわゆる決済資金でもないし、最悪ゼロになっても「死ぬほど後悔」ですむ話であるが、銀行を始めとした金融機関や証券会社の場合は「死ぬほど後悔」で済むはずがなく、含み損は実際の損失となって経営を打撃し、この状態が早期に回復しなければ、1〜2年以内に相当数の金融機関が倒産に追い込まれる。
 相当数というのは、数年前に経験している1行2行というレベルじゃなくて数十とか数百とか、そういう単位の話だ。


 「株なんて持ってないから」と言ったところで意味はない。
 直接保有しているか間接的に保有しているかの違いだけであって、今は直接保有している人が先に打撃を受けているだけの話。
 崩壊するときには、株も現金も一緒にふっ飛ぶ。
 どっちも、数字が刻印されただけの「紙」なんだから。


 1000万円までは預貯金が保護されるが、そもそも1000万円という貨幣価値自体がなくなれば、預貯金が保護されたところで意味はない。
 今の1000万円と来年の1000万円とが同じ価値であるとは限らないからだ。
 物価が10倍になれば、来年の1000万円は今の100万円の価値しかないことになる。つまりは1000万円が保護されたところで実質は100万円・・・という話だ。


 とにかく、やばい。
 週末のG7が物別れに終わろうものなら、株を持っていない人も覚悟した方がいいと思う。