ようやくサンタさんがやって来たよ
うちには結局サンタさんが来なかったなぁ〜 と意気消沈してましたところ、赤い鼻の・・・じゃなくて飛脚マークの服を着たサンタさんがやって来ました!
さて、2ヶ月前からサンタさんにお願いしていたものとは・・・
じゃじゃぁ〜ん、ソニーの GPS ユニット でーす。
http://www.sony.jp/products/Consumer/Peripheral/GPS/GPS-CS1K/
ここで間違えてはいけないのが、この装置は、「居場所を知るための GPS ユニット じゃない」ってこと。
この装置だけでは現在地は全く分かりませんので、道迷い対策に使うことはできません。
撮影したデジカメ写真に位置情報(緯度/経度)を記録するための装置、デジカメ+α な娯楽品です。
仕組みはシンプルでして、この GPSユニット GPS-CS1K 君が、15秒おきに位置を記録し続けてくれます。
衛星からやってくる電波には正確な時刻情報を含んでいますので、○月○日○時○分○秒/北緯○度○分○秒○○/東経○度○分○秒○○ という風に、ただひたすら記録し続けてくれます。
山行から帰ってきたらデジカメの画像をパソコンに移すと思いますが、その際にこの装置を繋いで付属のソフトで簡単な操作をすると、撮影してきた写真の時刻から撮影された位置を類推して、この装置が記録しておいた経緯度を写真ファイルに付け加える、という仕組み。
だから、手持ちのデジカメがソニー製じゃなくても、何でも大丈夫です。
「撮影時刻」が位置を類推する元になるので、出発前にデジカメの時計を正確に合わせておくことが必要になります。
(まぁ歩行速度で使うのであれば一桁分くらいはズレていても実害ないでしょうが・・)
装置自体は実に360時間分と、海外遠征でもしない限り一回では埋まらないと思われる位置情報を記録できるそうな。
単3充電池1本で14時間くらい記録し続けるそうなので1本で1日分。山行日数分の単3電池を準備しておいて、毎朝出発前に新電池セットという習慣を付ければ大丈夫ですね。
撮影場所が分かる、というのは実に楽しいです。だって、撮影した本人も時間が経つと、「あれ?どこで撮ったんだっけ??」になりますから。
私なぞ物忘れが激しいので、山行から帰ってきた翌日であったとしても、山地図を見ながら撮影場所の同定してたりしてます。
たまに間違えて「場所が違うじゃねぇか?」と指摘も受けたり・・(笑)
私の写真アルバムでも、この夏から位置情報つきの写真を掲載し始めていますが、その機種は1000箇所分しか記録できないので、逆算して記録間隔を計画的に割り出さないいけない。
それよりも最悪なのは、夜に電源を切り損ねて一晩中テン場の位置を記し続けてしまうこと。1000箇所一杯になると勝手に最初の記録を消し始めるわ、山行中に不要な記録の削除はできないわ、まぁとかく気難しいものでしたが、今回のソニーのやつは心配無用っぽいです。
もう早く山に行って、使ってみたくて仕方がありません。
今のところ、燕山荘の冬季営業最終日あたり、狙っているんですが、さてどうなることやら