松崎正臣容疑者の派遣会社名が非公開な件

<ベネッセ流出>39歳SE逮捕 顧客情報複製疑い 警視庁 (毎日新聞


捜査関係者によると、松崎容疑者は今年6月、DBの操作端末があるベネッセのグループ企業「シンフォーム」(岡山市)の東京支社(東京都多摩市)で、自分のIDを使ってDBに接続。貸与のパソコンを使って顧客情報をダウンロードし、私物の記憶媒体にコピーした疑いが持たれている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140717-00000044-mai-soci

 ベネッセの顧客情報を転売していた容疑者が逮捕されたようですが、今回の事件は強烈な臭いを感じます。


松崎正臣さんを雇っていた会社はどこなんだい?
(容疑者の段階なので「さん付け」です)


 シンフォームが松崎正臣さんを雇用したわけでも指名したわけではなく、松崎正臣さんが勤務する派遣会社が、シンフォームに対して彼を「転売」し、その業務中に為したわけですから、まず真っ先に責任追及されるべきは派遣会社のほう。


 ベネッセから巨額な損害賠償が請求されると思いますが、まず先に賠償責任を負うのはシンフォームというのは当たり前として、シンフォームが自腹で負担するのか派遣会社に賠償請求するか、そこら辺は分かりませんが、松崎正臣さんのところへ賠償請求が行くのは最も最後。
 もちろん個人の払える額じゃないから、最終的には派遣会社が相当額を負担することになるだろうけど、官僚(公務員)たちが犯罪的な失態を犯したときなんか、1円たりとも個人で賠償することはなく、「雇用したのは国民」という理由で全て税金から賠償金を支払う素晴らしいシキタリの日本なのですから、そもそも松崎正臣さん個人に賠償を求めるのも筋違いと言えるかもれしません(笑)


派遣社員の失態は派遣会社が責任を負うべき 


 当たり前でしょ?
 実務を任せていたとは言え、管理責任は派遣会社にあります。
 松崎正臣さんのような「社員」にセキュリティ教育を施す義務もあります。


 人殺しとか会社に無関係な話であれば別ですけど、商売で「人の転売」やったうえでの業務上の不祥事なのだから、関わった派遣会社の管理責任を問わないといけません。


 シンフォームからは派遣代として月に100万くらい取ってたと思いますが、松崎正臣さんにどんだけ渡していたのだか。。。
 少なくともピンハネしてる分だけでも責任を取るのが社会的な常識でしょ。


 なのに、今回の事件ではシンフォームに「こんな人材いりませんか?」というアプローチした会社名が全く報道されません。
 「IT派遣会社」と報道されていますけど、グーグルに聞くと検索上位に出してくる会社 のどれかなのですかね?


 最初にヒットする自称「業界No.1」のところ は確か、例の ASKAチャゲアス)の迎賓館事件「仁風林」を所有していて、安倍首相とも親密な会社さんですか(笑)


 この不自然な報道を説明するにあたり、松崎正臣さんに全責任を被せて逃げ切ろうと算段してる派遣会社がいて、広告代理店を通じてマスゴミに大金を積んで「工作依頼」していると考えないと辻褄が合いませんよね。


 広告代理店に言われるままカネを払っておきさえすれば、もし仮に原発を爆発させても責任追究から逃れることが出来る日本ならではの素晴らしい「資本主義」なシステムが今回も機能して、見事なまでの「報道統制」が敷かれています。


 テレビ局も新聞社も、実質的には広告代理店の完全なる傘下になっちゃってます。
 もはや「広告代理業」なんていう旧態な単語は廃止して「洗脳代理業」「工作代理業」と業種名を変更するべき次元ですわ。


(追記)2014/07/18
 プーチンの専用機と間違えてマレーシア航空機を撃墜か
 マレーシア航空機撃墜事件も最大級の報道統制が敷かれる予感がします。