アメリカは紛争の火種を絶やさないように努力している
アメリカは世界が平和になると困るみたいで、中東が平和になりかけると東アジアを焚きつけてきますね。
紛争の火種を消さないように努力していると言った方が過言じゃない気がします。
今回の天安号事件も、トンキン湾事件 に似た香りがしませんか。
民間船よりも遙かに頑丈な軍艦を1発で真っ二つにするほどの破壊力を持った巨大魚雷が、同艦ならびに周辺で演習に参加してた十数隻の艦船のソナー探知をかい潜り、目標物に間違いなく向かって攻撃を成就する、なんてことは相当の偶然が重ならない限り普通に不可能です。
攻撃元の特定に2ヶ月近くもかけて、ようやく海中から拾ってきたマジック書きの部品をもって「北朝鮮の攻撃だ」と断じるのはさすがに無理があるでしょう。
政権交代はすれど未だにアメリカ第51州目の地位に落ちぶれている日本ですから、「我が国も断固たる措置を」なんてリップサービスが欠かせない状態にジレンマを感じますが、日本が軍事協力(自衛隊が派兵)させられ得るのは「国連の決議があれば」であって、逆に言えば「国連で否決されれば」自動的に日本からは派兵されなくなります。
宗主国の機嫌を損ねないよう細心の注意を払いながら言葉を選ばざるを得ない政府の苦労を垣間見ます。
正義のない戦争に加担させられるのはイラクの時で最後にしたいもの。
ロシアや中国は米韓のねつ造を見破ってるぽいので、何とか国連で否決していただき、日本が派兵させられないようになってほしいですね。
本当は日本も「マジック書きの部品は証拠に出来ない」「違う証拠が出たら検討する」くらい言ってくれたらいいとは思うのですが、最近のところは「疑わしきは罪を被せてでも真っ黒に仕立て上げろ」的な動きになってしまってる日本国内情勢ですから、それは期待できないか・・・
普天間移転は書面の上では辺野古案に戻りましたが、これだけ沖縄の人たちに燃料を注いでしまった以上、もはや辺野古に基地を造ることは物理的に不可能でしょう。
マスゴミも鳩山の責任について世論調査する暇があったら、普天間問題をどう解決すべきかを国民に問いてみるべきと思いますが、彼らの目的は民主党政権を潰すことですから、もはや何をやろうと驚かない。
歴代政権が「臭い物」と分かってて蓋を開けることすら躊躇し見て見ぬふりしてきた問題の、その蓋を軽率に開けてしまったのが鳩山。
開けてみたら「やっぱり腐ってた」と言って蓋を戻したらバッシングの嵐。
興味本位で蓋を開けてみた軽率さは責められるべきでしょうが、ことの本質的な問題は蓋ではなく中身にある。
個人的には「腐ってるから捨てよう」と言う英断を期待してたんですが、さすがにアメリカが朝鮮で紛争を起こそうとしているのが見え見えとなれば、このタイミングで「捨てようか」とは言えまい。
大変だねぇ
沖縄独立運動なんぞが勃発すれば 困るのは本土の人たちですから、最後の最後には本土の人が折れざるを得ません・・・って最終的に折れるべきは日本の費用負担で演習場を維持したがってるアメリカか。
持ち前のジャパニーズスマイルで、巨悪(アメリカを牛耳る勢力)が自己崩壊するまでの間、のらりくらり時間稼ぎをしていってもらいたいものです。