自衛官の除隊が激増した後に徴兵制の導入か

 なにも証拠がないのに「大量破壊兵器を隠し持ってる」とイラクに言いがかりをつけ、無実の兵士や民間人を大量虐殺しまくったアメリカの、そんな殺戮集団の後方支援を合法化させる「戦争法案」


 支援対象の国はアメリカに限られたわけでもない。
 韓国と北朝鮮との間で紛争が起きれば、韓国も一応は西側同盟国の一員であるので、韓国を支援するために自衛隊が出動させられることもあり得る。


 法文では派遣前に議会の事前承認を得ることになっているが、それは全会一致を求めているわけでもない。
 つまり有事の際は今回のように強行採決されるだけの話だ。


 徴兵制の導入を心配する人々に対して安倍は言葉を慎重に選んだ。

徴兵制導入する合理的な理由が無い。

 確かに合理的な理由はないので、今のところ徴兵制はないだろう。
 だがしかし、アメリカや韓国を後方支援する羽目になると知ったら、果たして何人の自衛官自衛隊に残るだろうか。
 私がもし自衛官だったら、憲法で保証された「職業選択の自由」を行使し、迷わず自衛隊を除隊するだろう。
 無法な殺戮集団の片棒を担ぐのは御免だ。


 もし仮に、9割の自衛官が除隊したら、どうするのだろう?


 そのとき、安倍の意を汲んだ総理大臣は言うだろう。

自衛官の確保が困難になった以上、徴兵制を導入せざるを得ない。
苦渋の選択だが仕方あるまい。

 安倍の「合理的な理由」がそこに生まれる。
 いくら俸給をつり上げてみせても必要人数が確保できなければ、文字通り「仕方なく」徴兵するしかあるまい。


 徴兵制を禁じる憲法の根拠は第18条にある。

何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。
又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

 時の偽政者は憲法をこう解釈するだろう。

自衛官は奴隷ではないし、その職務は苦役に該当しないので、徴兵制は憲法18条に制限されない。


 フクイチの問題に限らず、財政面でも、すべて八方塞がり
 唯一の解決策を戦争だと見いだしている支配層たち


 戦争とは決して偶発的に起きるものではなく、周到に計画されたうえで人為的に起こされるイベントである。



関連 ( 政治経済 の中から )

2010/05/26 沖縄の人は日本からの独立を真剣に考えた方がいい
2013/07/21 ニッポンを取り壊そう 〜 原発・TPP・消費税・軍国憲法でトドメを!
2013/11/08 そろそろ日本政府を破綻処理して新しい政府を作ったほうがいい
2013/12/05 ヒトラーが憑依してる安倍から日本を救えるのは最高裁しかいない