日本の人口は減るんだから気にするな

 今朝、まず目に入った記事

山梨県側の山小屋、すし詰め宿泊を改善(毎日新聞)
 山梨県側の富士山5合目以上にある全16の山小屋の経営者らでつくる「富士山吉田口環境保全推進協議会」が9日、山小屋ごとの収容人数を初めて決めた。今年の夏から適用する。混雑する夏山シーズンでは例年、登山客を入れられるだけ入れ、すし詰め状態での宿泊を強いてきたが、「このままでは客が来なくなる」と危機感を募らせた。関係者は「ゆっくり体を休めて」と利用を呼び掛けている。

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 3人/畳 くらいだったものを 2人/畳 くらいに制限する、ということが狙いだそうです。
 涸沢を例にしたら、紅葉時期の混雑をせめて夏休み時期の混雑くらいにしようという試みかな?


 「定員を超えたら宿泊させない」とのことだけど、その定員から溢れた人たちはどうするんでしょうかね
 定員の埋まり具合も分からずに登ってきた人に、「外で寝ろ」とは言えないだろう。
 屋久島のように「やむなく小屋周辺で幕営容認」であれば、喜んでテント持って富士山に・・・行くわけないか。


 私なぞ、シーズン中の富士山に登りたいという気持ちは完全ゼロで、3人/畳 に耐えてでも富士山で日の出を見たいという人たちの気持ちが全く理解できないので、あーだこーだ言うのは筋違いなんだけど、とりあえずは「3人/畳 に耐えてでも富士山で日の出を見たいという人たち」が大勢いるうちは、それでいいのではないかなぁ〜なんて思ってる。
 それに耐えかねて富士登山を辞退する人が増えれば、小屋の混雑は自然と緩和されるわけだ。


 定員制を突き詰めれば完全予約制という話になるしかないと思うんだけど、どうせブローカー(旅行代理店たち)が枠を買い漁る話になるだけだから、一般登山者にとって有益とは到底思えない。
 富士山の利権化・私物化が更に進んじゃう。


 個人的には、今日の日記のタイトルどおり、もう少しで日本の人口は確実に減るんだから気にするな!なんだけどね。