地球温暖化ならぬ地球寒冷化?

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太陽黒点なし、百年ぶりの活動極小期か

太陽観測機SOHOが2009年3月31日に撮影した太陽の表面。見たとおり、黒点がまったくない。今年初めから異常に黒点の数が少ないため、太陽は約100年ぶりに活動の極小期に入っているとNASAは判断している。


引用元はこちら

 世間では地球温暖化が騒がれていますが、もしかしたら、地球寒冷化になるかもしれない、という話だそうです。


 地球温暖化が進むと夏が暑くなったり冬に雪が降らなくなったり・・・と色々と弊害があるわけですが、植物にとっては寒いよりは暑い方がいい(変動しないことが一番だけど)
 ぶっちゃけで言うと、氷河がなくなったり北極圏の氷が消滅したところで中期的には影響は少ないわけで、植生の変化(寒冷地が温暖地に変わる)に伴い耕作物を変えれば済む。
 ロシアやカナダを始めとした寒冷地が温暖地になれば、それはそれで食料の生産地になり得るからだ。


 それに引き替え、地球寒冷化はかなり厄介だ。
 これまでの寒冷地が極寒の地となり、温暖地が寒冷化する。
 暑すぎて植生に適さない地帯が涼しくなって・・って「暑すぎて植生に適さない地帯」なんてところは地球上には存在しない。
 砂漠に植物が生息しないのは単に水がないからであって暑いからではない。
 水さえあれば、暑い方が植物は育つものだ。(赤道直下のジャングルが、植物にとって一番元気だろう)


 寒冷化が進むと食料の生産能力が大幅に減少してしまう。


 100年に1度の不況と騒がれている最中に、今度は100年に1度の太陽活動の減退とは・・・
 本当のところは、二酸化炭素を減らして温暖化防止、なんて言ってる場合じゃないのかもしれない。