今日は山道具のお手入れ
何となく山へ足が向かなかったので、少しだけ山道具のお手入れ。
まずはテントポール
ポールの内側のゴム(なんて呼ぶんだ?)が伸びきっていて、シャキシャキ感が足りない。
ゴムを換えれば済む話だろうと山道具屋さんで 100円/m くらいのゴム紐を買ってくる。
帰ってきてポール先端のところをクリクリと回してゴムを引き出してみる。
なんだ、これだけの構造だったのか。
確かに普通に考えてみれば、これ以上の複雑な構造になるはずがない。
どうして「ゴムを交換しないといけない」と思ったのか。たいした金額じゃないんだけど、こういう「思慮不足に伴う無駄買い」はとても悔しい。
20cmほどもゴムひもを引き出せば新品同様?の張りが回復したので、その辺で結び目を作り余分なゴムをハサミで切って収納。
山道具屋さんで買ってきたゴム紐が無駄になった。
続いてストーブ(火器)も軽く見てみる。
使い始めて15年くらいになるが、下に書く定期保守を除けばジェネレータを含めて全くのノーメンテナンスでトラブル知らずだ。
使った(減った)分だけガソリン補充という無駄のなさ、補充用ガソリンはシグボトルに入れてコンパクトに持ち歩ける、などメリット満載なのでガスカートリッジ式のものを買おうという気には全くならない。
本当はウィスパーライトみたいなボトルに直結できるタイプが欲しかったのだけど、値段が3倍近くしたのでコールマンの安物に落ち着いたのだけど、いつかウィスパーライトを買おうとボトルだけは MSR のにしてある。
ガスカートリッジ式のストーブの場合は、ほぼ完全メンテナンスフリーであるけど、このようなホワイトガソリン式のストーブは時々見てやらないといけない箇所がある。
ココだ。
っていきなりズームで見ても分からない人も多いと思うが、ポンピング棒の先端に着いてるパッキンである。
ガソリンストーブの命と言っても良いポンピング機構がダメになると空気を圧縮させることが出来なくなり、基本的に着火不能に陥る。
これは一大事だ。
うちのは、ひび割れもなくゴムらしい感触があるので当面は大丈夫そう。
ルブ(潤滑油)を切らしているので買っておかねば。(時々ルブを注しておかないとパッキンが早くに劣化する)
学生の頃から山をやっておられる方には懐かしい一品でしょう。
屋外で着火させる場合には多少火柱が上がっても構わないので基本的にはメタ不要なので余り消費しないのですが、やむなくテント内で着火させる場合にはプレヒート(メタ)必須と考えて良いです。
(プレヒートなしでも成功することもあるが、失敗時の火柱を考えると非常にデンジャラス)
あと燕山荘とか「ガソリンコンロ禁止」のところでガスコンロのフリをさせたい場合にも(笑)
とにかく、ちゃんとプレヒートさえ行えば普通のストーブなんだけど、「めんどくせぇなぁ」とそのプレヒートを疎かにして ポンピングのみで着火→火柱 という具合になって、周囲の方を驚かせてしまう。
だけど火柱が上がっても上に燃えるものがなければ何の心配もないので、私に限らずガソリンコンロの人は何も気にせず平気で火柱を立てる。
そういう周囲に対する無神経さが燕山荘などにおける「ガソリンコンロ禁止」に繋がるのだろうけど。。。
それでは、夏の計画でも考えることにしよう。