朝青龍、がんばれ

朝青龍、29日に帰国=期限特に設けず療養 (時事通信)


精神科医に「解離性障害」と診断され、28日の日本相撲協会理事会でモンゴル帰国を許可された横綱朝青龍(26)=本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、モンゴル出身、高砂部屋=は29日に帰国する。

引用元は こちら

 話をまとめると「疲労骨折」ということで相撲の試合を休んだのに母国モンゴルでサッカーをしていたことが話の発端らしい。
 山で言えば、風邪を引いたことにして山に出かけた、という類の話になるだろう。
 そんでもって、マスゴミ共が「仮病を使った」と言って騒いでいるようだ。


 だけど「風邪を引いたことにして山に〜」とは全く異質の問題な気がする。


 朝青龍の場合は、少なくとも「疲労骨折」という診断書があるわけで、朝青龍が勝手に診断書を作成したわけではない。医師がレントゲンやら何やらで調べた結果「疲労骨折」と判断したから書いてもらえた訳だろう。
 風邪を引いてもないのに風邪の診断書を書いてもらえる訳はないので、「風邪を引いたことにして山に〜」は最初から嘘で始まってることになる。
 疲労骨折については本当のことだろう。


 それとも、金さえ積めば嘘の診断書を書いてもらえるものなのかい?
 だとしたら、その診断書を書いた医師からは医師免許を剥奪しないといけないしね。
 診断書を書いた医師を批判する声はないみたいだから、診断結果自体は正しいのだろう。


 で、「疲労骨折で休んだ人がサッカーをした」ことがどうか?という話になるんだけど、サッカーっていわゆるフルタイム(or ハーフタイム)のしっかりしたサッカー試合にワンofイレブンとして出場したのか、野球の始球式のようなレベルの「見世物」的なサッカーごっこなのか、その点が全く報道に現れない。
 子供たちと一緒に〜という話が最初あったので、後者に近い雰囲気だったように私は思う。


 あと疲労骨折に関して。
 足の骨なんだろうか。それとも腕の骨なんだろうか。


 足の骨が疲労骨折していてのサッカーは、地元モンゴルの子供たちへのサービスと言っても、かなり辛い話だ。
 それでもなお子供たちのために一緒にサッカーごっこに興じたとしたら、私的には「すごいぜ!朝青龍!!」と感動さえ覚える。


 もし疲労骨折が足じゃなくて腕の骨だったら・・・?
 うーん、確かに転べば更に悪化する可能性大だろうけど、サッカーって積極的に相撲の試合並に腕を使うものかい?
 しかもサッカーじゃなくて「サッカーごっこ」だとしたら。
 子供たち相手なら、「そのくらい許してやれよ〜、大人なんだから」って思う。


 結局のところ、話の全容がつかめていない(伝え切れていない)ところで大いに盛り上がってる。
 「何が悪いのか?」じゃなくて「何となく気に入らない」という次元に成り下がっている気がする。
 こんなレベルの国民性で陪審員制度なんて導入して大丈夫なのか!?


 ここまで執拗に朝青龍イジメに走るマスゴミと、それに協調する国民
 学校でのイジメの構図と違いがないのは誰の目から見ても明らかだ。
(「イジメられる側にもその理由がある」という人もいるくらいだし)


 「期限特に設けず療養」って、いわゆる「追放」でしょ
 相撲協会マスゴミ使って火に油を注いでいる感じがしてならない。
 朝青龍の何が悪かったのか、相撲協会自身が最初に明らかにしないといけないのに。


 これまでも相撲は好きじゃなかったけど、今回の件で 好きじゃない → 嫌い に変わった。