アメリカから独立するチャンス

慰安婦決議案、米下院委が可決 (朝日新聞)

 米下院外交委員会は26日、従軍慰安婦問題で日本政府に対して明確に歴史的責任を認め、日本の首相が公式に謝罪するよう求める決議案を、一部修正のうえ賛成多数で可決した。

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 慰安婦問題は実際に存在しただろうし曖昧な姿勢を取り続ける日本に問題はあると思うけれど、サンフランシスコ条約によって放棄された戦争責任を今更蒸し返してくる、しかも2発の爆弾で数十万人の無防備な市民を抹殺されてもなお、日本(の与党)が同盟国と信じている国からである。


 北朝鮮問題だって、拉致問題という日本固有の事情を前面に出し過ぎて完全に孤立してしまった。
 拉致問題が重要でないとは言わないけれど、拉致問題を前面に出せばアメリカ始めとして諸外国の同意は取り付けがたい。
 自国諜報機関に対して超法規的な権限を付与している国は多く、誘拐・暗殺などの非合法活動も国防活動の一端と捉えているアメリカを含めた多くの国にとっては、拉致問題なんて議題にすらならない話だ。


 たった今もイラクで繰り広げている蛮行に比べても実に些細なことである。


 「日本はアメリカと対等な関係だ」と思いこみ始めた日本与党に対してアメリカが「対等だと思うな!」と突きつけてきたような展開に思えてならない。
 「出しゃばりました、ごめんなさい」とばかりに1歩下がってアメリカの植民地を続けるのか?


 在日米軍の縮小を含めて、そろそろ独立すべき時期だと思う。
 日本国債が国内消化で収まっているうちに。
 国内で消費しきれず、多くがアメリカ投資家に渡るようになってからでは手遅れになる。