15円SIM を D02HW に挿して使う
この前に貰ってきた月々15円の 201HW×2台 ですけど、片方はスマホ(ナビ)として使うにしても2台も要りません。
出先からノートパソコンを繋いで使えると便利なのですけど、これには「テザリング利用オプション」なるものが必要。
通信料が15円なのにテザオプションが525円と、実に35倍もの金額!
合わせて540円でも巷の同様サービスに比べたら安いと思いますが、毎日ヘビーに使うわけでもなく「保険」だけで契約するには勿体ないので、DTI 500円SIMを使うためにSIMフリー化した D02HW に、この 15円SIM を挿して使うことにします。
APN設定さえ施せば良いのですが、普通には見えません。
catlog 201hw で検索する と、抽出(表示)させる方法が出てきますが、最初に出てくる この方の記事 がお薦め。
先の記事の中でも書かれてますが catlog という謎のアプリを使います。
かなり深い権限も必要とするアプリで、抵抗感のある人は15円スマホの片方に、捨てる前提のGoogleアカウント作ってセットアップ& catlog をインストールしたうえで APN の抽出に成功したら端末ごと初期化、って手順を取られるとよろしいかと。
(端末をバックアップして初期化し捨てアカでインスト&抽出して、また初期化してリカバリ、でもいいが)
APN はスマホのガワでなくSIM毎に決まってるぽいので、catlog を入れた1台の端末に2枚のSIMを差し替えて、それぞれで catlog を利用して APN抽出 できます。
(うちでは、片方を catlog 入れた状態で電源きって「予備機」として放置予定)
こうしてSIM毎の APN抽出(idとpasswd) できたら次のステップへ移行です。
イーモバイルが D02HW 用に提供してる標準のツールを使います。
(D02HW には 15円SIM を入れておくこと)
こんな風に emb.ne.jp がデフォルトになっていると思いますが、左下さりげなく Voda JP と電波を掴んでいることを確認しつつ「設定」をクリック。
左のメニューから「設定管理」を選択し、右側の「新規」を押して必要事項を埋めます。
プロファイル名 | 好きな名前を |
APN | スタティックを選択し「fourgsmartphone」と入力 |
接続番号 | デフォルトのまま |
ユーザー名 | catlog で抽出したid(他シムと違って@〜はない) |
パスワード | catlog で抽出したpasswd |
こんな風ですね。
私の場合、2枚の片方に 080、もう片方に 090 が割り当たったので分かるような名前しておくのと同時に、SIMにもマジックで書いておきます。
(SIMとAPNの組み合わせが違うと繋がらない)
「デフォルト」を押しておくと、次回の起動時にこのプロファイルが初期表示されるので、忘れずに押しておきましょう。
たったのこれだけです。
接続ボタン、ポチっ
ちなみに、
- 割り振られるアドレスはプライベートアドレス(10.0.0.0/8の中から振り出し)
- プライベートアドレスだが VPN(PPTP)は使える
- SSH は未確認(PPTPが通るくらいだから、たぶん出来ると思う)→(追記) SSH も OK でした
- 下り2〜3Mbpsは出た
月に1GBでリミッター作動し低速になりますが、2枚あれば途中で交換したら良いので2GBまでフルスピードですね。
(挿したSIMに合わせてAPNも選択しないといけませんが)
パケット料が別請求にならないか?という危惧がなくもないですが、今のところ MyWillcom には載ってきてないし、そもそもスマホが利用する APN と同じなんだから、課金を分けることが出来るはずもない。
そもそも一定通信量でリミッター発動が明文化されている以上は、スマホで消費するパケットとノートパソコンで消費するパケットを差別する理由もないので、きっと大丈夫だと思います。
とは言いながらも今月は控えめにしときますが・・・
DTI の 500円SIM は不要確定になりましたので、昨日(25日付)で解約しました♪
追記(2013/01/10)
請求金額が確定しましたが、シムフリーD02HWに刺して通信した分は、割り増しにはなっていませんでした。
端数処理の関係だと思いますが、15円/月じゃなくて14円/月になってました。