ニッポンを取り壊そう〜 原発・TPP・消費税・軍国憲法でトドメを!

 昨日・土曜朝に夫婦で進行やってるミュージックバード発信のFMラジオ番組で、DJさんが「明日は選挙に行きましょう」「焦点は参院選ねじれ解消できるか」ってやってました。


 野党の経験不足もあって国会が健全に動いていない面もあるのは確かなのですが、衆議院参議院とがネジレている状態が健全なのであって、個人的には時間をかけてでも「ねじれを育てる」ことこそが大事だと思ってますが、件のDJ曰く「参議院がネジレていて、野党は反対反対ばっかり言って、法案が一つも通ってません!」と生放送で断言しやがりました。


 「参議院の野党が提出された法案の全部に反対して政治が全く前に進んでいない、故に「ネジレ解消」が今回必要なのだ」という印象を強く与えるもの。「国会を自民に独占させないと政治が全く機能しない」という主旨のトークで、選挙前日にこれはクロだと思うんですが、やはり番組に「一つも通っていないだなんてデタラメ抜かすな」みたいなクレーム入ったらしく、番組の一番最後に訂正と謝罪をしていましたが、さすがにねぇ〜
 「ネジレ」が良くない状態だというなら、いっそ参議院を廃止したほうが歳費も安くなっていいと主張すべきだと思うんですが。



 CMがほとんど入らないラジオ局だったので、他局よりはマシかと思ってましたが、ラジオで喋ってる人はあっち系からも仕事をもらってるわけで、フリートークの間に色々な思惑を挟み込んできます。


 コミュFMをも含めて隙間なく全方位から洗脳攻撃くらわせてる状態なのだから、さぞかし自民党が「躍進」することでしょう。


 自民党は、原発再稼働・TPP参加・消費税増税憲法改正 を公約に掲げています。


 「いや、それらには反対なんだけど、経済対策が大事だから」と言って、「条件付きで自民党に投票」という人もいるかもしれませんが、投票用紙に付帯条件を書けるわけでもなく、自民党を書いた時点で彼らに全面委任したのと同じ。


 投票に限らず、契約というものはその中にひとつでも「これは困る」という文言があったら絶対に署名してはいけないわけで、仮に、どの政党の公約にも「これは許し難い」というものがあるのだとしたら、「どれにもサインできません」と言って白紙投票しないといけないのに、勝手に妥協してみたり、テキトーに都合よく解釈したり、はたまた契約文を全く読まずにサインしてしまうから、下らない詐欺にひっかかる人が絶えないのだと思う次第。


 日本は完璧な契約社会のくせに、学校で契約に関する正しい教育を行っていないというのは致命的です。。
(それで言えば資本主義体制なのに「お金」の教育をしていない点も問題)


 この記事は参議院選の結果を待たずに書いてますが、安倍の「ニッポンを取り戻そう」が「ニッポンを取り壊そう」に聞こえてならない私にとって、その「ニッポンを取り壊そう」を公約に掲げる自民党が国民の大多数の支持を受けて「圧勝」することになれば、それが国民の総意だと受け入れ、私も心を入れ替えて全力応援しないといけないのかな?と思う次第。


 原発再稼働・TPP参加・消費税増税憲法改正


 4つもの「爆弾」があれば、それは見事にぶっ壊れると思います。
 さあみなさんも一緒に ニッポンを取り壊そう〜♪
 自民党に投票した方は取り壊しに賛同したんだから、いまさら原発やTPPに反対だなんて言っちゃいけません!



 原子爆弾を2発も落とされるまで降伏できなかったこの国に宿る 不退転のスピリッツ は、21世紀の今も脈々と受け継がれているようですから、誠に不本意ですが、歴史を繰り返すしかないのでしょう。


 「3度目の正直」と申しますので、全く同じ過ちを2回も繰り返せば、それが最後になるんじゃないですか。
 それに期待するしか、もうありません。