一度のってみたいと思っていた長良川鉄道に乗ってきました。
美濃太田駅から2時間ほど揺られて到着する終点の北濃駅。
乗り合わせた乗客の方に「北濃? 何もないよ」と念押しされただけあって、確かに何もない。
終点にも関わらず無人駅だ。
元々の計画では、ここから石徹白(ウィングヒルズ白鳥スキー場方面)へと回り込み、福井県の越美北線・九頭竜湖駅と結ばれ、北陸へと抜ける予定だったそうだ。
その距離、あと24km
草むらへと消えていく線路が、どことなく物悲しさを感じさせた。
近くの飯屋 で腹を満たし次の列車で戻る。
往路で目を付けていたところがあるので、そこで途中下車だ。
と、ひときわキレイな駅で降りる。
駅名はズバリ「みなみ子宝温泉駅」
こんな風で、駅のホームと温泉とが、文字通り直結している。
しかも!
長良川鉄道で来た場合は、下りるときに優待券を貰える。
通常500円のところ入湯税50円のみで入れるという、驚きのディスカウントぶり
どおりで行きに風呂桶を抱えた人が、この駅でワサワサと下りていったわけだ。
列車に乗って風呂に行く・・・風呂上がりの冷たいビール・・・
これはいいね!