低燃費車の重量税軽減、買い替え促進へ政府が検討

低燃費車の重量税軽減、買い替え促進へ政府が検討

 政府・与党は2009年度税制改正で、販売台数の低迷に苦しむ自動車業界を支援するため、低燃費車などの自動車重量税を軽減する新たな優遇税制を導入する検討に入った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081202-00000010-yom-bus_all

 毎度ながら日本政府のやることは論点がボケてるなぁ〜


 こういう系の目的には


・販売台数不振のテコ入れ(景気対策)
環境負荷の少ない車への乗り換え促進(環境対策)


の2面性があると思うんだけど、今回は目的がよく分からない。
 自分だったら、以下のように施策にするぞ。


販売台数不振のテコ入れ→燃費の過多に関わらず、取得税・自動車税・重量税を全廃
 今は車を買った瞬間から道路を走らなくても多額の税金が発生するわけだが、それを全廃する。(車検くらいは必要だろうが)
 駐車スペースに余裕のある地方を中心に、セカンドカー・サードカーの需要を掘り起こす。


環境負荷の少ない車への乗り換え促進→ガソリン税を値上げ
 走行距離の多い人を中心に、低燃費車の購入を促進させる。
 この前の原油バブルでリッター180円位までの耐性が国民に付いたことだし。


 車体減税+燃料増税のセットというわけ。
 2005年と少し古いけど、こちらの資料 によれば、車体課税と燃料課税の税収はほぼ同額らしい。
 消費税は残すとして、それ以外の車体課税をゼロ、燃料課税を倍にすれば、トータルの税収は確保される。
 ガソリン税で言えば、53.8円→100円 くらいに引き上げる。
 今の相場で言えば、小売価格は160円台になるけれど、払えない額ではないだろう。


 自動車税重量税 で、普通車ならば年に5〜6万は払ってるので、ガソリン税+50円になっても車体課税の廃止分を差し引けば、年間消費量が1000〜1200リットル以下の人には減税、以上の人には増税、にそれぞれなる計算だ。


 リッター10の車の人ならば、その損益分岐点は10000〜12000キロ/年。まぁ平均的なところだろう。
 リッター15の車を買えば、損益分岐点は15000〜18000キロ/年になる。過走行気味の人も、燃費の良い車に買い替えれば増税にはならないはずだ。
 リッター5の車で年間に20000キロ走る人には大増税になるけれど、それだけ無駄に排ガスをばらまいているわけだから費用負担はガマンしてもらうしかない。


 我ながら、とてもスマートだと思うんだがな。
 エンジンの大きさとか車の重さとか、「見た目」で判断するから間違いが起きる。
 あまり車を使わない人がプリウスとかのハイブリッド車を買うと、それはそれで希少金属の無駄遣いだしね。