救急車で私的に病気の娘運ぶ、の事件

藤沢市消防本部:救急車を私的利用、救急隊長を懲戒処分


当直勤務中に救急車で帰宅し、その救急車で病気の次女を私的に運んだとして藤沢市消防本部は19日、同市南消防署警備1課の男性救急隊長(59)を停職42日に、帰宅を認めた上司で同課の男性主幹(56)を戒告の懲戒処分とした。隊長は19日、依願退職した。


引用元はこちら

 基本的に、腐った話にはコメントはするものの静観の立場を貫いている私であるが、今回のこの話に対しては、藤沢市消防署本部に一言いってやりたいと真剣に思った。


 細かくは引用元を参照頂くとして、男性救急隊長(59)が辞職に追い込まれた原因はいったい何なんだ!?
 消防署に勤める夫を持つ嫁であれば、普通に119番の煩雑性(与える影響)は理解できているはずだし、夫の携帯番号を119番の代わりと思うこと自体は常軌を逸した行動とは思えない。
 安易に119番をするべきでない、という考えも持ち合わせていると思う。


 その娘さんは到着時点で意識不明に陥った、とのことなので、いわゆるタクシー代わりの救急車ではなく、結果から見ても確実に緊急性を要するものだったと推測される。
 今回の件を私的と談じているのは、


・消防隊員の嫁さんが最初に119番を掛けなかった
・電話を受けた消防隊員の旦那が嫁に対して119番に掛け直すように言わなかった


 このどちらか2点の、手続き上の問題でしかない。
 交通事故の「むちうち」程度で救急車を呼ぶ馬鹿どもは数え切れないほどいるのに、今回の件のどこがいけないんだ!!??
 

 私に意見を同じくした方は、藤沢市消防本部、0466(25)1111 (藤沢市 消防本部 消防総務課)に一言文句を入れていただきたい。
 私も今回は、こういう系では初めてですが、明日朝にでも「所長を出せ!」という気分で電話しようと思う。