スキー三昧

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 週末は土日とスキー三昧・・・って、たった2日間で「三昧」というのもおこがましいところですが、滑って参りました。
 土曜日だけのつもりでしたが、日曜は事前の悪天予報と打って変わって良い天気になりそうだったので、自宅から1時間かからないとこにある別のスキー場へ。
 どちらもスノーボード全面禁止で、リフト降り口でコースを塞ぐように我が物顔で座り込んでる人たちがいないだけでも、実に気分がいい。
(こちらの地方はマナーができていない人が多いのです...)


 やはりスキーオンリーということだけあって、家族連れも多いわけですが、色々と酷い光景も目にしてしまったりした。
 中でも、ゲレンデ下部の軟斜面にて、エッジのないプラスキー(ミニースキーよりも長いやつ)を履かされて、ヴォーゲンの練習をさせられている子供は、特に印象に残った。
 文字通り七転八倒、本当に前方転回に近い転がり方をしてた。「7回倒れる」は大げさにしても、派手な転び具合である。


 親はちゃんとしたスキー板を履いて見本を見せていて、子供もそれを見て頑張ってハの字を作ろうしているのだが、努力の甲斐もなく派手に吹っ飛びっぱなし。
 それもそうだ。ミニスキーやプラスキーってのは直滑降を遊ぶオモチャであって、どう頑張ってもアレでヴォーゲンはできない。
 その親はプラスキーを履いたことがないのだろう。


 最後まで上手く滑れなかったようで、うな垂れてゲレンデを後にしてセンターハウスに戻って行く子供の後姿を、見えなくなるまで目で追ってしまった。