ガレキ処理は急ぐ必要ない

 ガレキの受け入れを表明しない県は非国民だという風潮に持って行きたいようですが、それを聞いてか「私の市が受け入れを断って残念です」などというお便りをラジオ局にすら差し出すアンポンタンが増えてきた。


 振り込め詐欺に遭う人は何度でも似たような詐欺に遭い続けると言われるが、根本的に自身に何かが足りていないことを自覚していない点に問題があるとしか思えない。
 政府とマスゴミに騙されて無用な被曝をさせられた人も多いというのに、また彼らの言うことを何の疑いもなく信用するのか?

  いまガレキの場所は、次も津波に襲われる場所

 家屋が火事で焼失したり倒壊して大量のガレキが出来た阪神淡路大震災とは根本的にガレキの発生原因が違うのだ。


 福島のガレキは確実に放射能汚染されていると思うが、岩手とか北のほうはそれほど心配する必要ないと思ってる。
 検査は必要だけど、「放射能汚染されてるかもしれないから受け入れは嫌」などというセンチメンタルな理由で拒否しては道理が通らないし、本質から完全に逸れている。

ガレキの場所は津波に襲われた場所、また次も津波に襲われる場所

  • 数億トンの荷重と車より速い速度で押し寄せる津波を人間が造る防潮堤などでは防げない。
  • 急いで片付けて、同じ場所に街を作らせるよう仕向けて、津波に怯える生活をさせるのが復興か。
  • 将来にわたって津波の心配のない高台に街を作ってあげることが復興支援ではないか。
  • ガレキのせいで家が建てれないというなら、ガレキを片付けないほうが親切というもの。


ガレキの処分費よりも遙かに高額なガレキの運送費

  • そのお金を「新しい街作り」のために使ってあげるべきではないか。
  • 全国の運送屋を儲けさせてどうする!
  • 兵庫には処分場を新造してあげたのに宮城や岩手には造ってあげないのか。
  • 総力あげれば半年で新しい処分場が造れる。日本になら出来る。


ガレキの片付け作業も雇用の場

  • 仕事を失った人も多い中、10年かけて片付けすれば10年分の雇用が創出される。
  • 他県の運送屋と産廃屋が被災地の雇用の機会を奪うべきでない。
  • ガレキの場所は住むべきでない土地なんだから何ら急ぐ必要はない。

 「私の市が受け入れを断って残念です」などと言ってるアンポンタンは、「子孫累々、津波に怯えながら生活しやがれ」と言ってることと同義であることに気がつかないのか。


 あと政治家たる者、テレビや新聞の報道内容も疑ってかかるべき。
 彼らの客はスポンサーであって、スポンサーの利益に基づいて行動しているという点を忘れてはならない。