放射線管理に問題 東電を厳重注意
東京電力福島第一原子力発電所で女性社員2人が、一般の人が1年間に浴びる限度の3倍の被ばくをするなど、放射線管理に問題があったとして、経済産業省の原子力安全・保安院は東京電力を厳重注意するとともに再発防止策を指示しました。
原子力安全・保安院によりますと、福島第一原発の施設で地震が起きた3月11日からおよそ10日間事務をしていた東京電力の女性社員2人が 一般の人が1年間に浴びる限度の3倍にあたるおよそ3ミリシーベルト の被ばくをしていたということです。
(後略)http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110526/k10013115512000.html
もう一度かきます。
一般の人が1年間に浴びる限度の3倍にあたるおよそ3ミリシーベルト
福島の子供たちの年間被曝量は、内部被曝を無視した外部被曝分だけですら、10mSVを軽く超える勢いですが、それでも安全だと連呼しています。
それに反して東電の社員は、僅か3mSVの被曝したくらいで「厳重注意」だそうです。
「放射能は健康に良い」ってテレビで公言しているバカがいると聞きますので、「健康のために、もっと被曝しなさい」という意味での「厳重注意」でしょうか。
権力の監視役を自認しているマスゴミ連中ですが、電力会社がもたらす莫大な広告収入(NHKならば広報ビデオの制作費収入)の前には無力そのもの。
こんな矛盾満載な記事を恥ずかしげもなく堂々と出しているなんて前代未聞でしょう。
原発事故から3ヶ月が経とうとしてます。
すでに収束に近づいていると錯覚するかもしれませんが、新たな爆発が起きていないだけでナニも進んでいません。
今まで公表してない「具合の悪い真実」を順番に出してきては、最終的に「当初予想もしていなかった問題が次々と発覚し、工程表が守れなかったが、これは不可抗力だった」とでも言い抜ける気でしょう。
と1ヶ月前に呟きましたが、その通りに事態は進行しています。
(当初の私の予想通り)メルトダウンしていた原子炉は今もメルトダウンしたまま、割れた原子炉からは今もなお放射性物質を大気と海と地下に垂れ流し中です。
単に大規模な爆発が起きてないだけで。
政府は福島の人たちを救ってくれません。
これから起きる不幸は確率論になりますが、未来にわたって健康な生活を送りたいならば(人体実験の標本にされたくなければ)、政府を頼らず、マスゴミを信用せず、自分で行動を起こすしかありません。
7月でアナログ放送終了です。
NHKの受信契約を解除する絶好の機会でしょう。
受信契約解除のためにアナログテレビを捨てる必要はなく、単に「地デジテレビを買わない」だけでいいんですから。