民主党は22日夕、国会内で菅首相も出席して常任幹事会を開き、政治資金規正法違反で強制起訴された同党の小沢一郎元代表に対し、裁判の判決確定まで党員資格停止とする処分を正式決定した。
常任幹事会のメンバー6人が決めたらしい。
これに対して小沢氏は 倫理委員会の皆さんへ 私の主張 というタイトルで反論書を公開した。
今回の党員資格停止の目的は、近いうちに潰れることが確定している菅の後継選挙に、小沢氏が前回同様に立候補して来るのを阻止するためのものだ。
恐らくは前原が後継を狙っての「先手」だとは思われるが、総理の座に小沢氏が就くことが国益に反するのであれば堂々と主張して選挙戦を戦えば良いだけの話であって、こんな方法で対抗馬の足を引っ張るやり方は尋常でない。
明らかに武士道に反する。
法治国家を自認する国の与党がやっていることと思えない滅茶苦茶な顛末だ。
折しも中東では民主化運動が勃発している。
「日本は既に民主主義だの国から〜」と対岸の火事のように眺めておられる方がいるかもしれないが、日本は民主主義の形式を呈しただけの官僚主義国家に過ぎない。
民衆はマスゴミの世論誘導で煽動され、あたかも自身の選択権を行使しているかのような錯覚に陥っているが、官僚主義に都合の悪い政治家が選ばれたりした暁にはマスゴミを使って失脚させられる。
彼らが拒否権を持っているのと同義なので、結果として民意が国会に反映されることはない。
清和会の政治家が過去に一人も失脚していないのは偶然の一致ではない。
今頃は、次なる脅威の芽となることが確実な河村さん・大村さんの過去の失点を検察を使って粗探ししている最中だろう。
当選早々に菅じゃなくて小沢の元へ挨拶に行ったなんていう無礼(笑)を、黙って見過ごすわけがない。
予算は衆議院の優先可決でギリギリ通るかもしれないが、借金に必要な租税特別措置法は通らない。
これが通らないと夏には公務員への給与がストップとなる。
壊れた菅が日本を壊す?
個人的には、壊すとは言え戦争と違ってカネの問題に過ぎないので、ここらで一旦壊しておいたほうがいいとすら思う。
官僚(公務員)と国民と、その両方で痛み分け、それしかないんじゃないかね?
私は・・・準備は出来てませんが覚悟は出来ているつもりです。