20円コーヒー
よく出向く客先のひとつに、カップコーヒー20円の自販機を置いているところがある。
写真はホットコーヒーのズームだけど、実際にはアイスコーヒーもあり、コーヒー以外にカフェオーレっぽいものもホット/アイスとあって、こちらも20円だ。
ちなみにコーラなどのいわゆるジュースは50円。
総務の方によれば、50円のジュースは殆ど売れてないらしい。
この自販機は食堂に鎮座しているので全くの部外者が入ってきて買うことはできないけど、私は一応関係者扱いなので、いつでも好きなときに買わせてもらえてる。
大のコーヒードリンカー(下手したら1日に1リットル近く・・・)なので、私が買うのも当然20円のこのコーヒー(ブラック)だ。
20円入れてボタンを押す。
いつもの通り出てきて、いつものように思う。
なんで少ないんだ?(6分目くらい)
紙コップが勿体ない。
と、ちょうどそこへ自販機のメンテ(補充)にやってきた業者の方!(写真は撮ってませんヨ)
「これ、ちょっと量が少なくないです? もう少し増やせないんですか??」と、まるでそこの会社の社員のような偉そうな口を叩いてみる。
その業者の方は明らかに(毎回いわれて)うんざりという顔をしながら、「これがうちの標準量です。コップの横に規定量を示す線が書いてありますし、持って席まで歩くことを考えたらあまりに一杯だと、こぼれたときに熱くて危険です。」と言い慣れた口調。
よほどみんなが遠慮なく文句を言ってるみたいだ。
で、コップの横を見てみる。
「Line of Hot Drinks」
確かにその線より僅かに上まで入ってるので、精一杯のオマケと言いたいようだ。
本当は部外者の自分が、それ以上に食い下がるわけも行かず、「はぁそうですが、いやなに、何杯もお代わりするものですからコップが勿体ないと思いまして・・・」と言って戻る。
打ち合わせやら何やらで丸1日くらい居るときは3〜5杯くらいお代わりするので、6分目を8分目くらいに増やしてもらえば、お代わりする量(無駄になる紙コップの量)も減ると思うわけだが。
ちなみに話かわりますが、いつもは「ブラックで最も濃い」というとこにボタンを押してますが、「最も薄い」にしてみても量は変わらないんですね。
同じ湯の量に対して豆の量を加減しているだけのようなので、「最も濃い」が一番お得か?
(豆よりもクリームや砂糖の方が高いという話もあるので、ブラックを選択する時点でお得度は下がってるけど・・・)
※
自販機の業者が20円でコーヒー売ってるわけじゃありません。実際はもっと高いのですが、自販機を置いてる会社が福利厚生を兼ねて不足額を補填しているそうです。
同じコップの自販機が会社に置かれているからと言って、「おい!20円にしろ!!」とクレームをつけないよう・・