御小屋尾根の誘惑

 仕事してるフリをしつつ週末山行の情報収集
 うーん、いかんなぁ〜


 美濃戸口〜美濃戸〜行者と考えていたんだけど、どうも私にはあの林道が辛い。
 そんなんでエアリアを眺めていると、そんな私に打ってつけなコースがあるじゃないですか。


 ずばり、御小屋尾根


 軽く調べてみると下山路で使われる機会が多い道だそうですが、地形図を見る限りでは、これぞ登りに使うべき道だぁー!、と私は思いました。
 阿弥陀まで無駄なくまっすぐに突き上げる尾根道。


 赤岳までのコースタイムは行者経由・阿弥陀往復に比べて多少長いけれど、満足度はその差を遥かに超える気がする。
 ただし、ラッセルを強いられ稜線に出るまでですら数時間を要した、という記録にも巡り合えた。


 北西稜や南稜にはかなりの人が入ってるだろうから、彼らが下山に使用する可能性の高い御小屋尾根も、上部(財産区道標から上)のトレースは期待度が高い。
 よって、美濃戸口〜稜線 にさえトレースが付いていれば、その先(さらに上部)で途絶えている可能性は下部よりもむしろ低いのではないか!?という推論に至っている。


 といつもながらに他人のトレース頼りな点は、その筋の方々からは叱責を受けそうな話ではあるけれど、使えるものは使うぞ〜!
(さすがに先頭でラッセル中の方の後ろを漫然と付いていく行為はいかがなものかと思うが)


 2時間で稜線(御小屋山)に上がれなかったら引き返して、元の計画に従って歩いてみようか
 時間的に阿弥陀は諦めないといけなくなるが、それでも天望荘までは行けるだろうし、最悪の事態では行者から赤岳鉱泉エスケープという手段もある。


 問題は出発時間だな。
 バスだと歩き出し7時になってしまう。
 御小屋尾根にチャレンジするのであれば、引き返す可能性も見越して6時前から歩き出したいところだが、さて、どうしたものか。。。