米労働省が3日発表した3月の雇用統計は、失業率が8.5%に上昇し、1983年以来の高水準を記録。
非農業部門雇用者数は66万3000人減少したほか、平均週間労働時間は過去最低となった。
市場関係者のコメントは以下のとおり。●消費拡大しなければ悲観的予想が現実に<三菱東京UFJ銀行のチーフ金融エコノミスト、クリス・ラプキー氏>
●底入れ近いと確信<ボーニング・アンド・スキャターグッドのマネジングディレクター、カミンズ・カサーウッド氏>
●失業率極めて高い、底打ちはまだ<テンパス・コンサルティングの為替トレーダー、マット・エスティーブ氏>http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-37324020090403
と各者の立場で書かれているのだが、、最後のマット・エスティーブ氏は文末でこう結んでする。
非常に短期的にはこの(雇用統計の)数字はドルを圧迫するかもしれないが、米経済は日本などに比べればまだ良い。
バランスは依然ドルに有利に傾いている。
と締めくくってる。
日本はアメリカよりも経済が悪化しているのか!?
週末に焼き肉屋や寿司屋(廻る)へ行けば未だに待たないと入れない状態だし、ケータイのパケット代が払えなくなって解約する人も現れていない。
こんな実に平和な日本であるが、事の発端を引き起こした当のアメリカは「米経済は日本などに比べればまだ良い」などと悠長なことを言ってる。
焼き肉屋で言ったら、高級牛カルビ(¥580/皿)ばかりを頼んでいた人が、普通の牛カルビ(¥380/皿)に倹約するようになった、程度のことで騒いでいるのか?と思ってしまう。
で、「昔のように高級牛カルビをガンガン注文できるくらいに景気よくしてくれ」と景気刺激策を求めているのか??
そういう自問自答をしていたら、ふと思った。
前にも書いたが、負のスパイラルを作っている(景気悪化の速度を加速させている)のはマスゴミに違いない。
マスゴミ:「景気が悪くなってる」と騒ぐ
↓
庶民:景気悪化を感じていなかった人たちが悪くなるのだと思い生活防衛を始める
↓
マスゴミ:自分が蒔いたタネで世論調査して更に悪化を煽る
↓
庶民:更に生活防衛を推し進める
↓
必要以上に消費活動が低迷し、実際に景気が悪くなる(で、振り出しに戻ってループ)
民主党の小沢氏を犯罪者の如く扱って、偏向報道を行った構図と全く同じだ。
つまりは、「不買運動(不景気創出)をマスゴミが率先して行ってる」と言えなくもない。
過去に巨万の富を得た人(いわゆる財閥と言われる人たち)は、その富を減らすことなく維持し更に増やすためにはどうしたら良いか?を考えると思う。
そう考えると、彼らにとって最も困るのが「未来が分からないこと」という点だろう。
来月の株価が分かっていれば、絶対に損せずに儲け続けることができ、誰しも大金持ちになれる。
誰しも思うことだろうが、「誰にも未来は分からない」とありきたりの言葉が納得させられている。
しかし、巨万の富を得た人には未来が分かるのだ!
彼らがタイムマシンを秘密裏に開発し・・・たのかもしれないが、もっと簡単に出来る方法がある。
自分たちが脚本を描いて、マスゴミに監督させて庶民に演技をさせれば、来月の株価が予想できるだろう。
その過程で政治家なんてものは演出家に過ぎない。
脚本家に気に入られない演出家は演目から外されるだけの話だ。
最近のところでは小沢という演出家をクビにしたいようだが。
と書くと頭が逝かれたんじゃないか?と心配されるとは思うが、昨年に高額な授業料(笑)を払った結果に悟った境地だ。