GW の計画を立て始める その3

 第1候補の北穂小屋、「GW 北穂 奥穂」とか、「残雪期 北穂 奥穂」とか、そういう風で Google 先生に問い詰めているのですが、全然ヒットしない。
 そりゃ完全ゼロ件じゃないけれど、少なくとも北鎌尾根(無雪期)を調べたときよりも遥かに情報収集は難航している。
 やはり、そういう世界なんだろうなぁ〜


 槍ヶ岳山荘HPのレポートでは未だ新雪が降ってるらしいし、個人的な予想であるものの、このまま月曜か火曜くらいまでは雪が降り続けるような気がしてる。
 先週は雷鳥沢で雪崩があったし、どーも雪質的に安定しているとは思い難い。


 まぁ、実際に雪崩に遭遇するのは、ある意味で「運」にも拠るものが大半を占めるとは思うのだけれど、この時期の奥穂〜北穂の情報収集が思うように進まないことも併せて、概ね沢沿いコースが主体になる涸沢界隈へは少々弱気になってきているのは確かだ。


 そんなんで、情報収集の力点は、第2候補の常念山脈に移行しつつある。


 燕〜蝶に至る稜線は夏にも歩いていて、危険度は少ない(強いて言えば常念岳の登下降くらいか)という記憶があるし、真っ白な槍穂を眺めての稜線漫歩も楽しそうだ。
 GWの上高地に特攻した経験がない(過去2回は新穂側からしか入山してない)ので、みっちゃんの言う「激混み」がどの程度のものか、逆に興味をそそるところであるが、そんな中で一つ、楽しそうなルートを見出した。


 ずばり、飛騨新道 である。


 蝶ヶ岳より、上高地への長堀尾根の分岐をスルーしてそのまま南東方向へ。
 大滝山から信州側に尾根沿いに下っていくルートで、江戸時代に拓かれたそうな。
 鍋冠山までは稜線伝いなので心配はないのだけど、その先は地図を見る限り変な風に回り込んで林道に降りている。
 トレースは期待ゼロだろうから、そんなんで上手く行けるかなぁ


 長堀尾根から上高地に降りるならば2泊3日、鍋冠山ルートにチャレンジするならば3泊4日というとこ。


 さて、どうしようか