独立型太陽光発電むけ電源切替機の再改良

 オムロンのリレー LY2 が溶けて 太陽光発電の利用を休止していたせいか、「クーラーは24h点けっぱなしのほうが節電」という都市伝説を信じてしまったせいか、どういう事情でか分かりませんが今月の電気代が(恐らく)過去最高の 1100kWh(昨年同期は900kWhちょっと)にも達してしまいました。
 1100kWh と書かずに 1.1MWh って書いたほうが、より正確に心情を表していたかもしれません。


 オール電化なんてやってなく普通の従量電灯契約の我が家ですが、築50年で密閉性が著しく低下している古家でクーラー24h連続稼働なんてやってはいけないという貴重な知見を得るに至りました。


 ということで、1000Wオーバーに耐えられるよう自動電源切替機を改良することにします。


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 リレー1個でやってた時の回路 と比べてリレーが2個になった程度ですが、充電コントローラの AUX出力(過放電防止)は 12V と低圧なため、これを用いてリレー制御する場合、12Vリレー(LY2-DC12等)×2だと 150mA くらいとなり供給余力的に心配なため、今回のような回路にしました。


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※リレーは LY2-DC24 相当品(ものたろうブランド)


 とりあえず動作的に問題ないのですが、トランスレス電源 2.2μF で 24V だと取り出せる電流は約 60mA (@60Hz)で、案の定 24V リレー×2 への供給には僅かに足りず 18〜19V くらいまで電圧降下してしまいました。
 24V リレーの公称動作下限は 80% 位だから、ちょっと足りないです。

(注意)
 50Hz 地帯だと 2.2μF では 50mA くらいしか取り出せません。
 騙し欺しでもリレーを ON に出来ない可能性が高いです。

 あと 0.47μ〜1μF ほどパラってインピダンスを下げる(取り出せる電流を増やす)と、きっと 24V 維持できると思いますが、あいにく手持ち在庫なく。。。

 マルツの近くを通る用事が出来たときまでギリギリ運用で凌ごう・・