散髪に行ったついでに寄ったダイソーにて・・・
なんと、たった 200円 で充電式ライター(充電池と発火装置)が手に入るという・・・
おいおい、改造前提な素材を探している人にとって、こんな面白すぎるもの置いて大丈夫かよ、って思いましたが、それと同時にあることを思い出しました。
地区の運動会で、いつも聖火点灯に失敗している!
本物の聖火台は実質的にガスコンロで、燃料にガスを使っているらしいのですが、地区の運動会では灯油やガソリンを染みこませた新聞紙など。
さらに、聖火のトーチも発煙筒みたいなもので、熱量が徹底的に足りてないこともあって、聖火台の中の新聞紙に近づけたくらいじゃ燃えるはずもなく、ここ数年ほどは成功したのを見たことありません。
ちょっと試して無理っぽかったら早々に諦め、点火に成功したときと同じオペレーションで進行するものでした。
聖火台の中に発火装置を仕込んでおいてタイミング合わせて点火したらいいじゃん
運動会までは、まだ数ヶ月ほど時間があるのですが、100均の商品は一期一会であって、数ヶ月後にあるかどうか分からないものばかりなので、直ちにゲットして使えそうかどうか実験を開始してみることにします。
説明書にはスライドスイッチで着火すると書かれてますが、スライドさせるとケースの突起でタクトスイッチが押される、という寸法のようです。
発熱体(ニクロム線の部分)もユニット化されていて、簡単に摘出できました。
あらかじめ満充電にしておきましたが、着火(タクトスイッチON)で 4.16V とのことなので、NiMH 電池かと思いきや、リチウムポリマー電池のようです。
タバコを吸わない人にとっても、「充電器の入ったリチウムポリマー充電池」が 200円 とは安いですねー。
発火装置としてではなく電気工作の素材として、もっと買いだめしておかねば・・・
発熱体の抵抗値は 2.7Ω。
これは発熱に伴って変動するのでアテにならないですけど、まぁだいたい 1.5A くらい、って思っておけばいいですね。
発熱体と本体との間を 1m くらい引き出してみました。
(実験にしては 1m は長すぎるのですが、本番で使うときを考えて)
火遊びに必須な、水を入れたバケツも用意し、準備は万全。
ちなみに赤いシグボトルの中身はホワイトガソリンです。
言葉ではイメージが伝えにくいので、動画撮影してみました。
ホワイトガソリンを染みこませたティッシュを発熱体にキッチリ密着させるあたりがポイントのようです。
巻きが甘いと、発熱体に触れた場所だけが焦げるくらいで終わってしまうみたい。
ちなみに使用したホワイトガソリンは大さじ2杯くらいです。
この実験結果を運動会の会議にもっていって、提言してみようと思います。
よって、この続き(後編)は9月頃になりますので、あしからず。
後編がなかったら却下されたと思ってくださいませ(笑)
(追記)2016/06/12
USB充電ライターを使ってモバイルバッテリーを作ってみました。こちらをどうぞ。