USBリレーを基板化!

 数年前までは GW には、 だの 表銀座 だの だの春山で過ごしていたのですが、そろそろ山歩きも復活させたいなぁ〜とは思ってはおりますものの、さすがに6年もブランクが空いては夏山からやり直さないと遭難しちゃいますため、真ん中の連休に帰省するくらいでダラダラ過ごしています。(仕事はカレンダーの色づけのまま)

 
 んで ヤマハルーターで電化製品を ON/OFF する の話を得意げにしたところ、それすなわち巷で「USB連動タップ」として既に広く売られているものらしく、「強いて言えば、USB 給電 OFF 時に通電という逆動作が珍しい程度」とアッサリ言われてしまいました。


 井の中の蛙だったようです。


 とはいえ、2つくらい欲しいと言われ、ヤマハルーターを使ってる会社でも3つくらい作ってくれ、と言われまして、計5個の注文が舞い込んできましたため、久々に基板から起こしてみることにしました。
 思い返すと3年前のこの時期、mbed 基板とガイガー検波ユニット とを FusionPCB に注文した んだっけ。


 3年ぶりの Eagle はなかなか手強く、幾度となくグーグルのお世話になりながら、なんとか基板のデザインが出来ました。


http://dl.ftrans.etr.jp/?f4ef0ef90d2d404e8d4e05b4d167afe5cc8b6b57.png


 サイズは 38mm×48mm なので、10枚9.9ドルで作ってもらえそうです。
 自分むけに作った回路ではアイテンドーの怪しげなリレーを使いましたが、商売じゃないとは言え人様に差し上げるには気が引けるため、信頼の オムロン製パワーリレー(G5LE) を前提に線を引いてみました。
 出力側にはサージアブソーバ(バリスタ)を取り付けられるようにし、安全のためヒューズも組み入れました。


 USB のほうは、ケーブルの調達性を考えて microUSB をチョイス。
 今のところケースは考えていないですが、ケースへのねじ止めを考えて φ3.2mm の穴開けも指定してあります。


 パターン幅は 6.5mm なので、1A/1mm の法則に従えば 5A くらいにとどめたほうが安全ですが、どうしても 10A って場合には 70μm 厚で注文し直すだな。。。


 ちなみにツイデに


http://dl.ftrans.etr.jp/?d7a89eb9afc5453abc47fa0db996bea27b0c9f75.png


みたいなのも。
 さて、なんでしょう〜


(追記)2016/05/23
 USBリレーほか基板が届きました。