不動の軽トラ、引っ張ってきました。
年式こそ平成9年式ですが、走行わずか2万キロちょっと!
車検は来年の2月までと、たっぷり1年あまってます。
ギアは密かに 5MT を期待してましたが、こちらは残念ながら 4MT。
エアコンはおろかキーレスやパワーウィンドウもありません。
パワー要るウィンドウは構わないのですが、日常的にはキーレスだけは欲しいとこ・・・ってことで自分で追加予定。。。
(エアコンは諦めます)
実際にエンジンをかけてみようにもセルは勢いよく回るものの、エンジンは初爆すらありません。
過去に何度かガス欠させた経験ありますが、その典型的なガス欠の症状と一緒です。
元オーナーの見立ては燃料ポンプとのことですが私も同感。
燃料タンクからエンジン側に配管を辿っていくと、運転席の真下付近にて、ハーネスが繋がれたポンプぽい部品を発見。
手前(燃料タンク側)がフィルターで、その奥がポンプぽい手応えです。
金属パイプかと思いきや、ゴムホースで繋がってます。
ポンプのエンジン側(押し出し先)のホースを取り外して、エンジン始動に伴ってガソリンが勢いよく出てくるか確認してみようとゴムホースのバンドをプライヤーで掴んで動かすところまではいいんですが、肝心のゴムホースがビクともしません。
というか、こいつ、自身がゴムであったことを遙か昔に忘れてしまっている感じ。。
無理に引き抜けば元に戻らない公算が高いので、ポンプが悪ければ一緒に交換しようと、一旦ホースを抜くことを諦めます。
普通は鍵を ON にすると電動ポンプが数秒間動き、実際にその音もするべきなのですが、こいつは全くもって無音です。
ポンプが逝かれているか、もっと上流のリレーが逝かれているのか・・・ってところで重要なことを思い出しました。
20年くらい前に買った車(免許を取ってから2台目の車)も末期、燃料ポンプが壊れかけていて時々始動不能に陥り、そのたび毎に燃料ポンプをホイールレンチで叩いていたことに。
あのときの車は燃料ポンプが左後ろと、運転席から見て対向にあったので、助手席側からキーを回して急いでレンチで叩いて・・ってやっていたのですが、この軽トラくんは幸いに運転席の真下が燃料ポンプです。
左手のレンチで燃料ポンプをガンガン叩きながら右手でキーを回す・・・を何度か試していると・・・
エンジンかかったぁー!
外気温が低めなこともありますが、たぶんオートチョーク全閉で始動。
キャブ車なんて初代コバ号(20ウンネン前)以来ですよ。
タコメーターないものの雰囲気的に3000rpmくらい回ってそうな壮絶なエンジン音!
いいのか?、これで・・・
とりあえず、原因はやはり燃料ポンプで正解でした。
叩いて動くうちが華で、いずれ叩いても駄目になることは明白なので、燃料ポンプとホース類は発注しとかないといけませんが、当面は「始動しなかったらポンプを叩く」で大丈夫ですね。
週明けに名義変更やら任意保険やら手続きするとして、ちょっと近場を乗り回してきた(メイン車に他車運転条項があるので無保険じゃありません)限りの感想としては「エンジン高回転過ぎ!」
60km/h 以上を出す気が起きないよ・・・って高速を走らなきゃ max 60km/h でいいのか(笑)
あと更に、アクセルペダルが遊園地のゴーカートより軽い・・・
足を置いたくらいでペダルが押されたことになってしまい、空荷でトラクションかからないこともあって気を抜くとリアがスピン。
なんとアグレッシブなセッティングでしょうか。
どうしたら重くできるのかディーラーに聞いてこないといけないなぁ
追記(2016/01/17)
自分でキーレスを取り付けました。
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