洗面所の床を張り替えてみた(ただし重ね張り)

 1年と少し前にフガフガし始めた廊下の床板を貼り替えました。(ブログ記事はこちら)
 「天然の鶯張り仕様」になっているほかは、至って普通の状態で何ら問題なく廊下としての役割を果たしておりますが、ひとつ直せば他の場所が・・・ってのは築年数のいった家ならではの宿命


 「またかよ・・」って落胆する方が多いかもしれませんが、今の私のモチベーション的には「新たな課題が出来たぜ♪」なので、フガフガ程度ならウェルカムです。(記事にはしてませんが、屋根の雨漏りも直したりしてます)


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 廊下と並んで傷みやすい床といえば、ずばり洗面所付近でしょう。
 特に風呂の脱衣所を兼ねていたり洗濯機が置かれていたりすると床材の劣化が加速します。


 私のとこもその両方を満たしており、かつ乾燥まで全自動でやって下さる洗濯機を据え置き、もはや「洗濯物を干す」という作業をしなくなるに至るまでに毎日フル稼働させているものだから、この一角の湿度は半端ないです。


 いかにも昭和の洗面所(脱衣所)という趣きのクッションフロアですが、中央付近はご多分に漏れずフガフガし始めてます。
 1cm も沈まないので、まだ崩落までは余裕があるものの、抜けてからでは遅いので廊下に続いてリフレッシュしようと思いました。


 廊下と同じように古い床材を剥がして貼り替えしちゃう?

  • 洗面台を移動するのが面倒
  • 無計画に床材を破砕してしまい復旧まで3日を要した廊下で懲りた
  • 敷居で囲まれているので重ね張りしても段差を気にしなくていい

ということで何のためらいもなく「重ね張り」に決定。




 洗面台は動かさないという前提で採寸すると 1820mm×300mm の床材3枚で足りそうなので、ホムセンで買って、実物合わせでドンドン切断


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 2枚は長さを揃えるだけ。
 洗面台に接する最後の板材1枚だけは、ちょっと切り方を工夫します。


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 長辺は端材を使ってガイドを伸ばした丸のこでザックリ切り、数センチ単位の微調整は手のこ。
 外で切っては家の中で合わせてみる、という単純な作業ですね。


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 普段は見えない洗濯機の下は高価な(と言っても1枚1000円弱だが)床材である必要がないので、テキトーなコンパネで。
 床材の固定は角だけ 3M 製の超強力両面テープ で貼って済ませます。(超強力と言っても指で剥がせる程度です)


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 排水口の付近だけ、ちょっとワザを。
 コンパネが見える部分には床材の端材を敷いて隠しがてら敷居と高さを合わせつつ 100均 かどっかの置き台を設置
(敷居の上の端材は片付けずに撮影してしまっただけで無関係です)


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 さすが重ね張りはラクチン!
 材料の買い出し含めて半日で完了♪ 
 総工費 3000円 (+コンパネ端材+あり合わせの両面テープ)


 耐水性に優れたクッションフロアでなく普通のフロア材だから、たぶん傷みは早いだろうけど、床材は釘打ちしておらず、交換は力に任せて両面テープを剥がすだけ、という超簡単さだもんで、傷んだらまた交換、ってコトで気にしない。


 古い床材が残っている上の重ね張りだもんだから、たわむことの全くない、重厚感ある「踏み感触」です。