過去２年弱の間で、2位か3位の濃さの雨が降りました

　今年の２月に観測したときと「同じ程度の濃さの雨」が今週前半に降った模様です。
　私が 2013年3月に測定開始してから、２番か３番目の濃さです。

今週の前半

今回程度の濃さの雨が降った2014年の節分前後　当時の記事はこちら

今回よりは僅かに薄いけど、要注意な雨が降った2014年3月


当時の記事はこちら	当時の記事はこちら

濃い雨堂々のワースト１　2013年7月後半　当時の記事はこちら

　フクイチ事故が起きる前までは、核実験時代の名残を調べる名目も兼ねて、全国各地の土壌の放射能汚染状態を定期的に測定し公開していました。
　フクイチが起きてからは「土壌汚染」というキーワード自体が特定機密指定されたか分かりませんが、汚染を調査すること自体が禁止されたみたいになってしまってます。
（測定はされていているものの、「マル秘」扱いで、一般庶民には「知らせない」と決めているのかもしれませんが）

　フクイチは封じ込めに失敗し、今日も明日も来年も10年後も、もしかしたら100年後も、ずっと放射能を撒き散らしたまま。
（事故直後のとてつもない濃度に比べたら少ないが、平常と比較したら桁違いの量をバラ撒き続けてます）

　西日本の土壌汚染も、ゆっくりではあるものの、確実に進行しているはずなのですが、除染なんてものは賽の河原で石遊びしてる次元なのだから、測定して真実が分かったところで対策方法はありません。

　「ガンの告知はしないほうが本人のため」「もし告知すると絶望して寿命が縮むから告知しないほうが長生きする」みたいな価値観を官僚達が共有しているのだとしたら、むしろそのほうが絶望だと思うんですけどねー（きっと、そう思ってるでしょうけど）

　この期に及んで目先の銭のためだけの目的で川内原発を動かそうとしてる連中たちに、愛国心の欠片でも植え付けたい・・