高架下の放射線量がやたらと高いんだが

 我が家の放射線源を探し出すことに成功した J209γ という高感度管(SBM20の30倍弱の感度)を最近は車載しています。
 車速が速いと線量変化に有為性を見いだすことは困難ですが、たまたま橋の上で渋滞にはまると、十数秒のうちにみるみる線量が下がるなど、若松ネットガイガー等では把握困難な次元の微妙な BG 変化まで観測できています。


 仕事で出かけた先の帰り道、やや混雑気味の一般道を走っていて中央道の高架下をアンダーパスした瞬間に線量が急上昇!
 450cpm 前後だったものがアンダーパスした瞬間に 600cpm 付近に跳ね上がりました。
(反応は十数秒遅れでやってくるので、厳密には「瞬間」ではありませんが)


 普段は「recommendCount=200、lcdLayout=1」という状態にしてあり周辺線量に応じて平均化時間が可変するため、強烈な線源に出会うとレスポンスよく表示される風になってます。
 とは言え瞬間値はアテにならないので、引き返して高架真下の路肩に15分ほど停車させて線量記録してみました。


60秒平均値(横軸は一マスで1時間)
http://dl.ftrans.etr.jp/?5f372b503d6b469e8915dba085d47ec6956652f5.jpg



 上のグラフの赤い部分が上で説明した高架下で停車させていた時間帯になります。
 高架下から20mも離れたら通常の BG に戻りましたので、ピンポイントで高架下に何か原因があります。


 ちなみに1時間前までいた港区は名古屋市内でも極めて線量が低い地帯なので港区の部分は無視してもらって、高架下にいた頃と、高架下から離れた後の線量を比較したほうがいいです。


 きちんと校正されていないので確かなことは書けないですが、純粋にγ線だけに反応したと仮定して経験則で 0.15μSV/h くらいに相当する数値。
 車のダッシュボード上ですので地上から1mくらい、橋脚からは2〜3m離れた位置になります。


 今日はモバイルバッテリーを持ってなくてケーブル長が足りず、車外に持ち出して地面や橋脚に密着させたりして線源の特定までは至りませんでしたが、周辺 BG の1.5倍の線量を記録するということは、よほど強烈な線源がないと起きえません。


 もう少し追跡調査したいと思いますが、高架下(橋脚?)から通常では考えにくい強さの放射線が発せられるなんてありえるのでしょうか?



 ちなみに赤と緑の矢印の間にあるピコーンは、名二環のトンネル内となります。
 さすがに高速上では停車できないので確実なことは言えないですが、トンネルに入ると線量が急に上がりトンネルを抜けた瞬間に戻り始めますので、このトンネルにも何か秘密がある可能性があります。


 あと、上のグラフにはありませんが、名二環の高架下のR302でも線量がやたら高い地帯を発見しています。
(特定の場所だけであって、高架下の全域が高いわけではない)


 かなり不気味です。。