海洋流出の放射能は30倍
セシウム海洋流出、東電公表の20倍…仏研究所
フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は28日までに、東京電力福島第1原子力発電所事故で海洋に流出した放射性物質セシウム137の総量が2万7000テラ・ベクレル(テラは1兆倍)に上ると推計する試算を発表した。
東電が公表している数値の20倍にあたるとしている。同研究所は、過去に経験したことのない規模の放射性物質の海洋流出になると指摘した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111029-00000071-yom-sci
案の定、で何も驚かない。
付近の地下水も半端なく汚染されているだろう。
なんかカエルの実験(熱湯にカエルを放り込むと飛び出して来て死なずに済むけど、冷水に放り込んでジワジワ煮込むと逃げずに死んでしまう)を目の当たりにしつつある状態だ。
もちろん、自分も、そのカエルの一匹かもしれないけど(笑)
島田紳助の引退ニュースを耳にしたとき、マスゴミは暴力団との癒着がとかヌカしていたけれど、暴力団との交流のない芸能人なんて存在しないのは事実であり、みのもんたを含めて大物と呼ばれる人たちが次々と引退を発表するのは、ずばり福島原発の真実を知っているからに違いないと思っていた。
ちなみに私は みのもんた が超嫌いで避けてたのに、番宣とかで、こっちが希望しないのに勝手に写りにやってる蛮行を繰り返したので我慢ならずテレビを捨てた。あとNHKですら録音された笑い声をBGに使ったり、聴覚障害者むけでもないくせに字幕スーパーを濫用しはじめたからという副次的な理由もある。
東電の広告費に影響を受けないはずの国営放送すら「ECCS に通電させれば何とかなる可能性がある」とかいう大嘘を平気で報道していた 3/26(実際には10日も前にメルトスルーしてた) に パニック防止が何よりも優先になってる と素人目線で書いたけど、懸念していたことの9割が当たりつつある。
辛うじて燃料プールの爆発を防いでいるだけで肝心の原子炉本体は現状すら把握できていない。
終わりの始まりとは、よく言ったもんだ。
「杞憂」という故事があるけれど、あれは、「天が落ちてくる心配することが無駄」と言っているのではなくて、「いつ天が落ちてきても悔いることない生き方をしていれば、それだけでいい」という意味だと個人的に捉えている。
原発の心配をするのは、私にとっては後者の意味での「杞憂」だ。
パスポートを持ったことがなくて外国の国を知らないせいかもしれないけれど、だけれど、私は、この日本が好きだ。