原発事故 国の賠償責任 → 子や孫が賠償

 民主、自民、公明3党は20日、福島第1原発事故を受け東京電力の賠償を支援する政府提出の原子力損害賠償支援機構法案と自公両党など野党5党提出の原子力事故被害緊急措置法案(仮払い法案)の非公式な修正協議を行い、国の賠償責任を明確化する方向で両法案を修正することで大筋合意した。自公の主張に民主が歩み寄った。週内に正式合意し、来週中の成立を目指す。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110721-00000091-san-pol

 決定事項ではないものの、さらりと「国の賠償」とか書き流すあたり産経は頭おかしくないか。


 国の賠償って言っても、原発政策に関わった過去の政治家や官僚たちに賠償させるんじゃなくて、ぶっちゃけ、「国民の税金で賠償しましょう」という意味でしょう
 正しくは全額借金なので「孫に賠償させましょう」という風に言い換えられます。


 完全な時間泥棒です。


 風評でない実被害を受けた国民が、別の被害者の賠償をさせられようとしています。
 年金も巨額なバラマキなのに、それは伏せられて、なぜだか子ども手当だけがバラマキと批判されている選挙権もない子どもたちが、現在の被害者の賠償をさせられようとしています。


 福島で被曝させられている子どもたちも、等しく賠償金の借金を負わさせます。
 これから生まれてくる子どもたちが、国が借金する借用書の連帯保証人に名前を書かされるわけです。


 利益を受けていた連中は、過去に蓄財した利益を今もなお握りしめたままです。


 いかに言葉巧みに、庶民に負担をさせるか、時間(未来)を盗むにあたりどんな言い訳をしようか、そんなことしか頭にない政府なんて、そもそも不要なのじゃないのか?


 税金泥棒に時間泥棒


 もはや民主も自民もなく、与野党ともに総泥棒状態と言って過言じゃないでしょうか。