菅内閣に対する踏み絵

亀井氏「連立離脱の覚悟」…郵政と会期延長で
 政府・与党は10日午前、国民新党が今国会での成立を求めている郵政改革法案の取り扱いを巡って調整を進めた。
 民主党内では、7月11日投開票を想定している参院選日程に影響が出ないよう、同法案の成立を次の国会以降に先送りするよう求める声が強い。国民新党は連立政権離脱を示唆して会期延長を求め、与党内の緊張が高まっている。
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 もちろん会期そのままで強行採決は良くない。
 会期延長して審議を尽くして採決に望むべき。


 参議院選に有利/不利という理由で会期の延長を否定的に考えるようならば、党利党略に明け暮れた自民党と全く一緒。
 政権交代後2代目にして自由民主党に戻った話になる。

(前略)
 同党代表の亀井金融相も「選挙のために政治をやっているのではない。支持率が高いうちに選挙をやれという政治家は立候補しないでいい」と民主党をけん制した。
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 こんな直球を牽制と読み解く読売の解釈は、さすがゴミウリと称されるだけのことあると思うが、亀井氏の言ってることは、まさにそのとおり。
 郵政法案だけじゃない。単純労働派遣を原則禁止とする派遣法改正だって残されている。
 民主党は「国民の生活が一番」と連呼して政権を取ったんじゃないのか?


 これら法案の処理いかんで菅内閣の本質を見抜くことが出来る。
 一種の踏み絵だ。