阿久根市長の面白さ

阿久根市不信任決議案、全会一致で否決

 色々と騒ぎを起している阿久根市長だが、不信任案が否決されたので、市長は議会の信認を得たことになる。
 実に滑稽な展開だ。


 やたらマスゴミが悪く言うが、阿久根市を巡る事情(既得権益団体の代弁者たる議会との対立)は近代民主主義の最先端を行ってるとすら感じる。


 市長が開設しているブログ(明日は死ぬつもりで、今できる事をひとつだけ) を定期的に読まれると事の推移を理解できるだろう。


 マスゴミが、ブログの記事から都合良く文字面を取り上げて騒いでいることが分かるはずだ。
 障害者に対する差別発言とされたものも、どちらかと言えば蘇生の確率が低い延命医療に対して際限なく医療行為(医療費を支給)し続けるという、これまでタブー視されてきたことに対する問題提起が主であったわけで、揚げ足取りをされたと言っても過言でない。


 言いたいことは分かるし説得力がある。ちょっと言葉使いが乱暴なのが問題を大きくするのだが。
 抵抗勢力が強すぎて正攻法では勝てないと判断しての、死を覚悟した捨て身の行動に対し、個人的には、隣の県のパフォーマンスばっかの芸能人知事よりも遙かに好感が持てる。


p.s.
 マスゴミによる校正が入る前の原文が読めると言う意味で、亀井大臣の記者会見 も実に面白い。
 特に「雑誌・フリー等の記者」で話されている内容はマスゴミで絶対に報道されない内容ばかり。


 彼らは報道する記事を自分たちの都合で選別しているのだ。
 NHKを含めて、今の報道番組はバラエティ番組と思って見ないと騙されることになる。